トピックスバックナンバー(2011年~2020年)

2018.08.07

天津大学(中国)と美術教育講座が交流協定を締結

 本学美術教育講座は,天津大学との教育及び学術交流に関する協定書,並びに,学生交流に関する覚書を締結しました。調印式は7月18日(水),同大学王学仲芸術研究所の徐小栄特任教授を迎え,本学柏原キャンパスで行われました。
 天津大学は中国教育部直属の国家重点大学であり,学生数は約3万人,1895年10月創立した中国で最も古い大学です。王学仲芸術研究所は天津大学大学院研究科の一つで,同大学の王学仲教授が,日本の友人からの寄付を受けて1986年に設立。日本とゆかりの深い研究所です。
 同研究所と美術教育講座は,2015年より交流を開始。学部生や院生が中国を訪問し,現地の書家や美術家による実践講義の受講,作品展示会の実施,学生との交流などを行ってきました。
 協定締結を担当した美術教育講座・出野文莉准教授は,「天津大学との交流を通して,学生たちが異文化に触れるという新しい体験をし,制作意欲が高まった,自分を見つめ直すきっかけになったと言ってくれることが嬉しい。もっと長期間の留学をしてみたいという学生もでてきている。協定締結を機に,より質の高い交流をめざしたい」と述べました。

協定締結をする天津大学王学仲芸術研究所の徐小栄特任教授(右)と栗林澄夫学長

(美術教育講座)