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2016.08.02

教養学科芸術専攻音楽コースによるサマーコンサートを開催

 教養学科芸術専攻音楽コースの学生らによるサマーコンサートが,7月19日(火)にいずみホール(大阪市中央区)で開催されました。今年で15回目を迎える毎年恒例の演奏会です。
 本学外国人教師ヤニック・パジェ先生の指揮のもと,プロコフィエフの組曲「ロミオとジュリエット」でコンサートは幕を開けました。同曲は,イギリスの劇作家シェイクスピアが書いた悲劇「ロミオとジュリエット」を題材にしたバレエ音楽で,「モンターギュー家とキャピュレット家」,「タイボルトの死」,「ジュリエットの墓の前のロメオ」「ジュリエットの死」が演奏されました。ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73『皇帝』」では,華やかなピアノ演奏と重厚なオーケストラのやりとりで,タイトルにふさわしい壮大なスケール感を表現しました。ピアノ独奏した阪上健将さん(音楽コース4回生)は,華麗なテクニックと全身を使って表現する情熱的な演奏で,観客を魅了しました。最後にサン=サーンスの「交響曲第3番 ハ短調 作品78『オルガン付き』」が演奏され,高さ10mのパイプオルガンの荘厳な音色が会場内に響き渡りました。
 開演前には,プレコンサートとしてフルートアンサンブルによるバーンスタイン「”キャンディード” 序曲」,オルガンと合唱によるヨーゼフ・ラインベルガ―「ミサ曲イ長調 Op.126」も披露されました。
 観客からは「ロミオとジュリエットの有名なフレーズの始まりで一気に曲に引き込まれました」「重厚な雰囲気でパイプオルガンの響きに感動しました。迫力に圧倒され,最後のティンパニも印象的でした」「豪華な曲目の素晴らしい演奏でぜいたくな気分を味わうことができました」との感想が聞かれました。

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[左上写真]阪上健将さんによるピアノ演奏
[右上写真]演奏の様子
[左下写真]開演前のフルートアンサンブル
[右下写真]開演前の合唱

(広報室)