大学院教育学研究科 技術教育専攻
大学院教育学研究科 技術教育専攻
大学院改組に伴い、今秋実施予定の平成31年度大学院教育学研究科(修士課程)入試 (平成31年4月入学)は、学校教育専攻、特別支援教育専攻、国語教育専攻、英語教育専攻、社会科教育専攻、数学教育専攻、理科教育専攻、家政教育専攻、技術教育専攻、音楽教育専攻、美術教育専攻、保健体育専攻、養護教育専攻、実践学校教育専攻の14専攻について募集を停止します。
それらの専攻は大学院連合教職実践研究科(連合教職大学院)に移行し新しいコースが設置されますので、受験をお考えの方は、こちらをご参照ください。現時点でお知らせできる情報をFAQで掲載しています。
なお、国際文化専攻、総合基礎科学専攻、芸術文化専攻、健康科学専攻(夜間)は引き続き募集を行い、試験を実施します。
ものづくりに精通した、創造性豊かな教員を目指す
●取得可能な免許状
中学校教諭専修免許状 [ 技術 ]
高等学校教諭専修免許状 [ 工業 ]
※専修免許状の取得には、取得しようとする免許状に対応した一種免許状を有している必要があります。なお、入学時に一種免許状を取得されていない方には教育職員免許状取得プログラムの制度もあります。

技術教育専攻で学びませんか?
技術教育専攻は、高い専門性を有する中学校技術科及び高等学校工業系の教員を目指す学生のための専攻です。ものづくりに関する専門的な知識や技術・技能を活用して、生徒の創造性を伸ばし、技術的な課題を解決する能力を育てる教員を目指しませんか?
入学すると、ものづくり技術を構成する電気・電子・情報・機械・木材加工・金属加工・栽培の各分野、あるいは技術科教育法について学び、それらに関する技術的、あるいは教育学的課題について研究します。
大学院で学んだ成果を学校教育の中で活かしていく、創造性豊かで実践力のある教員を目指す学生を募集しています。
特長
1 専門性を重視したカリキュラム編成
本専攻では、専任教員と非常勤講師を配置し、技術教育関連のすべての分野をカバーする専門性重視のカリキュラムを編成しています。さらに、実践力をより強化するためのカリキュラムも取り入れています。
2 専任教員によるきめ細かな研究指導
希望する研究分野(電気・電子・情報・機械・木材加工・金属加工・技術科教育法)に応じて、マンツーマンのきめ細かい充実した研究指導が受けられます。また、研究で得られた成果の学会発表を通して、論理的思考やプレゼンテーション力の向上にも力を入れています。さらに、附属学校を初めとする学校現場と連携することにより教師力の向上に力を入れています。
3 高い教員採用実績
過去5年間の9割の修了生が教員(常勤講師を含む)として採用されています。
4 学びたい分野を選択できる2つのコース
重点的に学びたい分野を選択できるよう「ものづくり技術コース」と「技術科教育学コース」を設けています。
ものづくり技術コース | 技術科教育学コース |
ものづくり技術コースにおいては、ものづくり技術を構成する電気・電子・情報・機械・木材加工・金属加工などの各分野で、学部で学んだ基礎力をより一層高める課題に取り組み、専門性の高い研究を行います。 | 技術科教育学コースにおいては、技術科教育のあり方や技術科の教育内容に関し、高度な専門知識を駆使した研究手法を通して教育的な課題について研究します。 |
開講科目と修了条件
科目区分 | 修了に必要な単位数 | ものづくり技術コース | 技術科教育学コース |
教育実践科目 | 3科目群にわたり合計8単位以上 | ものづくり教育実践(2必) | |
教育科学関係基礎科目 | 教育科学関係基礎17科目(「教育方法学特論Ⅰ」、「同和教育計画特論Ⅰ」など、各2単位)から1科目以上 | ||
教科基礎科目 | 技術科教育特論Ⅰ-A (2必)、 I-B(2必) | ||
教科専門科目 | 所属コースから4単位以上 合計6単位以上 | 電気技術特論Ⅰ-A(2)、 I-B(2) 機械技術特論Ⅰ-A(2)、 I-B(2) 機械技術特論Ⅱ-A(2)、 II-B(2) 木材加工技術特論A(2)、 B(2) | 技術科教育特論Ⅱ-A(2)、 II-B(2) |
自由選択科目(他専攻の科目を含む) | 10単位以上 現代的教育課題を含むこと | 技術教育専攻に関わる選択科目 電気技術特論Ⅱ-A(2)、Ⅱ-B(2) 電気技術演習Ⅰ-A(1)、Ⅰ-B(1)、Ⅱ-A(1)、Ⅱ-B(1) 情報技術特論Ⅰ-A(2)、Ⅰ-B(2)、Ⅱ-A(2)、Ⅱ-B(2) 機械技術演習Ⅰ-A(1)、Ⅰ-B(1)、Ⅱ-A(1)、Ⅱ-B(1) 木材加工技術演習A(1)、B(1) 栽培植物学特論(2) 技術科教育演習Ⅰ-A(1)、Ⅱ-A(1) ものづくり教育実践演習(2) 現代的教育課題に関する科目 技術と倫理(2)ほか | |
課題研究 | 6単位 | 課題研究Ⅰ(3必)、 II(3必) |
合計30単位以上修得のこと
()内は単位数、必は必須科目を表す
平成29年度募集人員
平成28年度 現学生数・入試結果
現学生数 | 受験者 | 合格者 | 入学者 |
1 | 2 | 2 | 1 |
※現学生数は平成28年5月1日現在の人数です。
修了生の進路(過去3年間の集計)
教員(大阪府内) | 教員(大阪府以外) | 教員率(左記計) | 企業 | 公務員 | 進学 | その他 |
43% | 43% | 86% | 0% | 0% | 0% | 14% |
教員紹介 (教員総覧にリンクしています)
ものづくり技術コース [教授] 今中 誠・篠澤 一彦・永冨 一之/[准教授] 成田 一人
技術科教育学コース [教授] 永冨 一之/[准教授] 光永 法明
→こちら技術教育専攻もご参照ください。