若杉祥太特任講師(日本教育情報学会副会長)が、すららネット株式会社が提供する高校「情報Ⅰ」科目向けオンライン教材の監修を担当しました。本教材は、2022年度から全国の高校で必修化された「情報Ⅰ」に完全対応した内容となっており、生徒がデジタル社会で必要とされる知識やスキルを、分かりやすく効果的に学べるよう設計されています。
若杉特任講師は、情報教育の専門家として、本教材の企画・開発に深く関わり、特に内容の正確性や教育現場での実用性を重視して監修を行いました。本教材は、情報リテラシー、プログラミング、データ活用、ネットワーク技術など、幅広い学習内容を包括し、現代の情報社会で求められる能力の育成をめざしています。
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すららネット株式会社は、教育テクノロジー分野のリーディングカンパニーとして知られ、個別学習を支援するオンライン教材「すらら」を提供しています。この教材は、AI(人工知能)を活用し、生徒一人ひとりの理解度や学習進度に応じて最適な学習内容を提示するアダプティブ学習システムを特徴としています。学習者は自分のペースで学びを進められるため、学力の底上げだけでなく、得意分野の伸長にも効果的です。
「すらら」は、小学校から高校生、さらには社会人に至るまで、幅広い層の学習者に利用されており、全国の学校や学習塾で採用されています。今回開発された「情報Ⅰ」教材も、すららネットのこれまでのノウハウが詰め込まれており、オンライン学習ならではの強みを生かして、わかりやすく効率的な学びを提供しています。
「情報Ⅰ」は、情報社会における市民として必要な知識やスキルを学ぶための高校必修科目です。この科目では、プログラミングやアルゴリズムの基本だけでなく、データの収集・分析・活用、ネットワークや情報セキュリティ、さらにはインターネット上の情報の正確性を見極めるメディアリテラシーも学習内容に含まれています。
デジタル技術が急速に発展する現代において、これらのスキルはどの分野でも不可欠であり、「情報Ⅰ」は次世代の生徒たちが社会で活躍するための基盤を築く重要な科目と位置づけられています。全国で導入されたこの科目により、生徒たちはデジタル社会で必要な力を体系的に身につけることが期待されています。
本教材では、特に情報が苦手な生徒でも無理なく学習を進められるように、わかりやすい説明や具体例、インタラクティブな演習問題が数多く取り入れられています。若杉特任講師は「『情報Ⅰ』は、生徒がデジタル社会で主体的に行動するための基礎的な力を養う、非常に重要な科目です。本教材が全国の高校生に役立つことを願っております。生徒がこの教材を通じて学び、自ら考え行動する力を身につけ、未来の可能性を広げてくれることを心から期待しています」とコメントしました。
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