附属高等学校平野校舎が台湾の高校とオンラインで第2回「国際ワークショップ」を実施

2021.02.15

附属高等学校平野校舎が台湾の高校とオンラインで第2回「国際ワークショップ」を実施

 本学附属高等学校平野校舎と台湾の高雄師範大学附属高級中学(*)の生徒が,1月21日(木)の第1回に続き,1月26日(火)に第2回の「国際ワークショップ」をオンラインで実施しました。
 これは文部科学省から受託した「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」のプログラムとして実施したものです。このワークショップには,附属高等学校平野校舎の生徒12名と,海外連携校である高雄師範大学附属高級中学の生徒5名が参加し,前回と同様「withコロナ,afterコロナ時代をよりよく生きるために」をテーマに対して英語で議論を繰り広げました。
 当日は,本学附属平野中学校のOBでもあり日本WHO協会理事長の中村安秀氏から両校の生徒に激励の挨拶があったのち,感染症や学校保健を専門とする琉球大学医学部の小林潤教授の講義を行いました。小林教授は,「感染症に適切に対応するためには,スペイン風邪やSARSのようなパンデミックの歴史を学び,感染症に関する正しい情報を手に入れることが重要です。また,SARSのようなパンデミックを経験した台湾は,テクノロジー・AIをコロナ対策に活用し高く評価されています」と話しました。
 講義後は,小林教授を囲んで,両国の感染防止策の違いなどについて意見交換するほか,日本の緊急事態宣言下の休校措置,台湾のマスク在庫状況をリアルタイムで表示するアプリなどについて活発な情報交換・意見交換を行いました。
 最後に参加した両校の生徒は,このワークショップを機に,今後も定期的にオンラインでつながり,議論を続けていくことを約束しました。

*高級中学は,日本の高等学校普通科にあたる教育機関。

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2021年2月15日掲載
(附属高等学校平野校舎)