東京書籍とのネーミングライツに関する第2回協定記念セミナーを開催

2022.03.03

東京書籍とのネーミングライツに関する第2回協定記念セミナーを開催

 本学と東京書籍株式会社が令和2年9月からネーミングライツ・パートナーとなったことを記念して、東京書籍株式会社との共催で、教育委員会や学校関係者の情報交流を目的とした協定記念セミナーを2月20日(日)に開催しました。
 本セミナーは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、天王寺キャンパス西館ホールでの会場参加とZoomでのオンライン参加のハイブリッド形式で開催し、学内外107名からの申込がありました。
 第1部では、「GIGAスクール構想元年の自治体の取り組み」をテーマとして、堺市と八尾市よりそれぞれ事例発表を行い、GIGAスクール構想によって整備された端末等の活用の経過と今後の展望等について情報共有しました。質疑応答の場面では、GIGAスクール構想に対して、地域や保護者への理解を得るための方法に関する質問などがあり、実際に学校現場等で様々な課題に直面している参加者との情報交換が行われました。
 第2部では、「特別支援教育への提案」をテーマとして、総合教育系の大内田裕特任准教授が「発達障害の基本と運動からのアプローチ~脳からの視点~」の講演を行い、発達障害の原因となる脳の仕組みや、教育(文部科学省)と医療(厚生労働省)の発達障害の捉え方の違いなどを解説しました。後半ではランニングなどの有酸素運動が、算数や国語などの教科の成績を向上させたという、教育現場における脳科学の研究やそのメカニズムを紹介し、会場やZoomの参加者からは多くの質問が行われました。

 


大内田特任准教授の講演時の様子 

学術連携課