高雄師範大学附属中学校教員4名が来学

2023.05.15

高雄師範大学附属中学校教員4名が来学

 2023年4月6日(木)、台湾・高雄師範大学附属中学校の李金鴦(リー・ジンヤン)校長をはじめとする4名の教員が、本学を訪問しました。

 一行は、午前に附属高等学校平野校舎を訪問しました。同中学校は、平野校舎が拠点校となっているWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)(*)の海外連携校です。同中学校とは、これまでにも国際ワークショップ等、様々な交流活動を行っており、今回の訪問では、連携のさらなる発展や学生交流についての意見交換をしました。

 午後は柏原キャンパスに場所を移し、本学教員との交流会を行いました。本学は、グローバル人材の育成をめざして、2012~2019年度、海外の教育機関において英語で授業を行う「教員養成課程海外教育実習体験(台湾)プロジェクト」を実施し、現在ではその取り組みは、本学教職大学院での「海外他地域教育実践演習Ⅰ・Ⅱ」に受け継がれています。同校からは、2012年度より一貫して本学大学院生の海外での授業実施に協力を得ています。交流会には、これまで同プロジェクトに参加した教員が多数集まり、旧交を温めるとともに、これからの授業についての話し合いが行われました。

 交流会の最後には、授業担当教員を代表して、成實朋子教授からこれまでの本学への協力に対する感謝と今後の授業への引き続きの協力が伝えられ、今後とも双方で協力できる分野においては、継続的に交流を行っていくことが確認されました。

 交流会終了後には、本学美術分野の教員らのガイドのもと、本学所蔵美術品鑑賞ツアーを行い、一行は大型野外彫刻作品をはじめ多くの美術品を鑑賞しました。

 成實教授は「今回の訪問を機に、更なる双方の交流推進が期待されます」と語りました。


記念撮影


高雄師範大学附属中学教員との歓談


附属図書館を紹介


本学の歴史を紹介したコーナーにて

 * WWLとは 将来、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するため、これまでのスーパーグローバルハイスクール事業の取組の実績等、グローバル人材育成に向けた教育資源を活用し、高等学校等の先進的なカリキュラムの研究関発・実践と持続可能な取組をするための体制整備をしながら、高等学校と国内外の大学、企業、国際機関等が協慟し、テーマを通じた高校生国際会議の開催等、高校生へ高度な学びを提供する仕組み(ALネットワーク)の形成を目指す取組で、文部科学省が2019年度から開発したものです。

(国語教育部門)