教師をめざす高校生の育成プログラム「教師にまっすぐ」を開講

2023.07.26

教師をめざす高校生の育成プログラム「教師にまっすぐ」を開講

 教師をめざす高校生が、夢を大きく膨らませ、志をより確かなものにするためのプログラム「教師にまっすぐ」の第1回開講式を、オンラインで、7月23日(日)に行いました。これは、大阪府立高校43校で構成する府立高校教職コンソーシアム加盟校または本学附属高等学校の1、2年生を対象に実施するもので、8年目となる取組です。受講生約120人は、12月までの全6回にわたり、さまざまなプログラムにチャレンジします。

 初めに、開講式では大継章嘉学長補佐が本プログラムの概要について説明を行い、自身の新任教員時代の経験を交え、「教育は、人々に未来を切り開く道を示してくれます。皆さんは、高校生の段階で教育に関わって生きていきたいという強い意志をもって、この講座に臨んでおられると思います。私たちは、皆さんのその意思を大切にし、守り育てていきたいと心から思っています」とメッセージをおくりました。

 続いて行った、元府立高校校長の川端康之入試アドバイザーによる講義「先生になるには」では、参加者に質問を投げかけ、チャットに書いてもらったコメントを取りあげながら、教員養成大学で学ぶことの意味や、大学生が学んでいる授業づくり・生徒指導などの紹介、高校時代にしておいてほしいことについて説明しました。

 参加した高校生からは「教師とはどういう仕事か、教師になるためには何が必要かを学ぶことができました」「チャットで他の人の考えを見るのがとても楽しかったし、勉強になりました」「なぜ自分が教師になりたいのか、そのために何をするべきかを再認識できました」などの感想が寄せられました。

 次回、高校生たちは、7月29日(土)、30日(日)のオープンキャンパスに参加する予定です。

 


大継学長補佐の開講挨拶の様子


川端入試アドバイザーによる講義の様子


学校教育部門 瓜生彩子教授によるプログラム説明

 

(広報室)