栗林学長ブログ『澄めば都、大教大』

2021.03.22

令和3年度授業に向けて

昨年の年初から始まった新型コロナウイルス感染の拡大と、その防止のための非常事態宣言とそれに伴う自粛活動は、社会生活全般に大きな影響を及ぼしました。令和2年度は、こうした新型コロナウイルス感染の拡大に対応し、学生の皆さんの健康を最優先としながら、このような状況下でも学びを止めないために、前期はオンライン授業、後期は対面授業とオンライン授業を組み合わせたハイブリッド授業を中心に行ってきました。

これまで経験したことのない状況に遭遇したため、学生の皆さん自身が戸惑ったことも多かったと思いますが、大学の対応をご理解いただき、ご協力いただいた皆さんに心から感謝いたします。

大阪教育大学は、「人にまっすぐ」というキャッチコピーにもあるように、人を大切に、人に真摯に向き合う、人とのコミュニケーションを大切にする大学です。

新年度となります令和3年度の授業については、学生の皆さんに行ったアンケート結果や国の方針等も踏まえて、感染防止対策を講じた上で、対面授業を中心に授業展開してまいります。対面授業には、オンライン授業では得られない他者との交流や教育的効果があり、キャンパスにいることで実現できる対人コミュニケーションや課外活動等も非常に重要であると考えているからです。

一方,日本に入国することができない、重症化しやすい基礎疾患があるなどの理由で、対面授業に出席できない学生の方に対しては、一部の授業科目において、オンラインでの受講を可とする代替措置を講じることにしています。

皆さんは、大阪教育大学の学生であることを自覚して、健康管理、手洗い・うがい、マスクの着用など、感染防止につとめて、行動するようお願いします。

大学としても,学生の皆さんが笑顔で充実した学生生活を送ることができるよう、引き続きサポートに取り組んでいきます。よろしくお願いします。