栗林学長ブログ『澄めば都、大教大』

2020.02.13

COVID-19新型肺炎(新型コロナウイルス感染症)への注意と国際交流促進への配慮

 新型ウイルスによる肺炎拡大で、外出時にマスクをしている人が目立ちます。接触感染が広がっていることが考えられることから、効果について断言できる段階ではないとしても、ウイルスに接触しないよう心掛ける必要があります。学内では、アルコール消毒液の設置数を増やすなどの対応をとっていますので、学生、教職員はじめ皆さんも手洗い、うがい、消毒の励行に注意を払ってください。今後どの程度まで感染拡大するのか、その期間はどのくらいなのかについて、明確な報道があるわけではありませんが、まだかなりの間続くと考えられますのでくれぐれも注意をお願いいたします。
 同時に、学長として学生、教職員の皆さんにお願いしたいことがあります。本学には、多くの留学生が在籍し、共に学んでいます。その中には中国からの留学生も多くいます。留学生の帰国、日本への再入国に関しては、国際担当の係を通じて管理を行っていますので、偏見や、差別的な行動がないように願います。グローバル化が進展する世界において、コミュニケーションを強化し、新しい知識を身に着けることは高等教育の重要な役割の一つでもあります。困難な状況が生じても、留学生とともにその困難を克服していこうとする視点が重要で、お互いに支えあう志が必要です。