令和3年度公開講座を開始

2021.04.19

令和3年度公開講座を開始

 令和3年度公開講座を4月5日(月)に開始しました。本講座は,市民の生涯学習及び現教職員等の資質向上に貢献することを目的に,企画・運営しているものです。新型コロナウイルス感染症拡大防止のために,今年度の対面での講座では受講者へのアルコール消毒やマスク着用の呼びかけなどの対策を講じ,オンラインで受講できる5講座を含めた全36講座の開講を予定しています。
 今回初めてオンラインで行う講座「オンラインで学ぶドイツ語」を担当するグローバル教育部門の亀井一教授は,実施にあたり「ヴァーチャルな空間だからこそできることを追求したいと思います。教室でのビデオ視聴とは違い,オンラインの教室では教材の世界を身近に感じられます。雑音のない空間ではお互いの声は聴き取りやすいですし,小さな声でも大丈夫です。人前で話すことが苦手な人も,個室でマイクに向かってならリラックスして話ができるかもしれません。オンライン授業は,私にとってもチャレンジです」と意気込みを語りました。
 また,天王寺キャンパスで行う「書道に親しむ かな講座(初級)」を担当する美術・書道教育部門の瀨川賢一准教授は「第1回目は仮名文字の成り立ちや,用具用材の使い方を説明した後,かな書の線の引き方を学んでいただきました。仕事終わりの方も多いなか,18名の受講者の皆さんは熱心に受講され,墨の磨り方に戸惑う方,緊張で時折手をふるわせながらぎこちなく筆を持つ方,様々な姿が印象的でした。準備から後片付けに至るまで,コロナ感染の対策措置をふまえると普段の1.5倍の時間がかかる大変さはありますが,こういう状況下でも,広い年代に渡って『学びたい』という意識をどの方も高く持っておられるということに公開講座のやりがいを感じました」と語りました。
 本講座は第Ⅰ期から第Ⅲ期にわたり実施し,令和4年1月まで開講します。第Ⅱ期の申込みは5月10日(月)までの受付です。第Ⅲ期の申込みは6月1日(火)から始まります。詳しくはこちらをご覧ください。

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2021年4月19日掲載
(学術連携課)