附属高等学校平野校舎の高校生と本学教員研修留学生が交流

2021.12.10

附属高等学校平野校舎の高校生と本学教員研修留学生が交流

 附属高等学校平野校舎1年生と本学の教員研修留学生(*1)が交流する「多文化理解講座」を、11月20日(土)に開催しました。
 この講座は、文部科学省から受託した「WWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業(*2)」の一つとして本学グローバルセンターと研究開発拠点校である附属高等学校平野校舎が連携して実施したもので、今年度で7年目、今回は9月17日に引き続き2回目の講座です。当日は、各クラス40名の高校生がグループに分かれ、タイやベトナム、マラウイの教員研修留学生4名と自国の文化や教育などについて紹介しあい、理解を深めました。
 参加した生徒からは「留学生の方々の国の文化や教育のことなどを学ぶことができ、また、日本との違いについて知ることができました」「英語でコミュニケ-ションをとることが楽しくなり、もっといろいろな国の人と話をしたくなりました」などの感想が寄せられました。
 また、教員研修留学生のMoungkhum Surasak(ムアンクッム スラサック)さんは「高校生たちは私の説明に熱心に耳を傾け、タイについて多くの興味を示してくれました。 他国の文化を知りたいと思う気持ちは素晴らしいことで、彼らの知識や視野を広げることになるでしょう(和訳)」と振り返り、Salima Egnet(セーリマ エグネット)さんは「今回の講座は、高校生が他国について学ぶにはとてもよい方法だと思います。マラウイの文化や学校生活についてとても興味を持ち、熱心に話を聞いてくれましたし、日本の文化などについても説明してくれました。すべて素晴らしい経験でした(和訳)」と語りました。

*1 教員研修留学生は、諸外国の教員であり、所定の日本の大学において学校教育に関する研究を行う外国人留学生。
*2 WWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業は、高等学校等と国内外の大学、企業や国際機関等が協働し、グローバルな社会課題の解決等に向けた教科等横断的で探究的な学びを通じて、イノベーティブなグローバル人材の育成をめざす、文部科学省が推進する事業。


高校生に自国の文化などを紹介する教員研修留学生たち

2021年12月10日掲載
(附属高等学校平野校舎)