コロナ禍の影響で収入が減った学生に対し、柏原キャンパスでは11月17日（水）に、天王寺キャンパスでは11月25日（木）に、「2021年大教生応援プロジェクト！〜第2回 食の支援〜」を実施しました。 申込時の事前アンケートでは、アルバイトができる時間が制限されている等の理由から“収入が不安定な状況が続いている”との意見が多く寄せられました。そこで、少しでも学生生活への不安を取り除ければという想いで、大阪教育大学同窓会天遊会及び大阪教育大学生活協同組合、他4団体（*）の協力のもと、同プロジェクトを実施しました。 今年7月実施時の事後アンケートでは、“もっと量を増やしてほしい”、“主食がもっと欲しい”といった学生の要望があったことから、今回はカップ麺やパスタ、レトルトご飯等の主食を中心に揃えました。また、前回250食分が2日で定員に達したことから、350食を準備しました。 配布当日は、パーテーションの設置や机の間隔を広くとる等、感染防止対策を取りながら実施。今回は新しい試みとしてAセット（カップ麺、レトルトご飯、レトルトカレー）と、Bセット（パスタ、スープ、レトルト食品）を設け、先着順で学生に選んでもらう形式を採用しました。 事後アンケートでは、食糧を受け取った学生から「たくさんもらえてうれしかった」「食費が浮いてとても助かる」「A・Bセットをどちらか選べたのがよかった」等の感想が寄せられ、「定期的に開催してほしい」との声も多くありました。 学生支援課の丹生（たんせい）奨学厚生係員は、「入職後2か月経った今、学生の生活状況を初めて知り、継続的な支援が必要であることを認識しました。食の支援の実施は2回目とのことでしたが、今回も学生から大きな反響があってやりがいを感じましたし、何より学生の喜ぶ顔を見ることができて嬉しかったです。コロナ禍で学生生活に影響を受けた学生が今後も学び続けることができるよう、この支援が学生の一助となれば幸いです」と総括しました。 ＊大阪府生活協同組合連合会、日本労働組合総連合会大阪府連合会、一般社団法人大阪労働者福祉協議会、一般財団法人大阪労働者福祉財団
受付の様子
食品を職員から受け取る学生
2021年12月14日投稿 （学生支援課）