本学が「教員養成フラッグシップ大学」に指定されました

2022.03.11

本学が「教員養成フラッグシップ大学」に指定されました

 令和4年3月9日(水)、本学は文部科学大臣から教員養成フラッグシップ大学の指定を受け、指定書の交付式が行われました。オンラインで行われた式には、末松信介文部科学大臣と、指定を受けた4大学の学長が出席しました。
 教員養成フラッグシップ大学とは、「令和の日本型学校教育(*)」を担う教師の育成を先導し、教員養成の在り方自体を変革していくためのけん引役として、先導的・革新的な教員養成プログラムや教職科目の研究・開発、全国的な教員養成ネットワークの構築と成果の展開、取組の検証を踏まえた教職課程に関する制度の改善への貢献等の役割を果たす大学のことです。
 式の初めに、末松文部科学大臣は挨拶の言葉として「各大学が有する特色を生かした、教員養成フラッグシップ大学としてふさわしい、優れた構想を示していただいたことに敬意を表する。今後は、全学的な事業実施体制を構築し、多様なステークホルダーと連携しながら我が国の教員養成の課題解決につながるモデルを創出していただくことを期待する」と述べました。
 その後、出席した各大学の学長から挨拶があり、本学の栗林澄夫学長は、「本学は、これまで抜本的な大学改革や、地元教育委員会や産業界との連携強化を着実に推進してきた。令和6年には、大阪市との協働により設置する施設『大阪アドバンスト・ラーニング・センター(仮称)』の完成を控えており、このセンターを拠点に、教員養成フラッグシップ大学として、教員養成の高度化に全学を挙げて取り組み、大阪から『令和の日本型学校教育』をけん引していく所存である」と展望を述べました。

*令和の日本型学校教育は、デジタル化・オンライン化など急激に変化する社会を背景として、子どもたちの知・徳・体を育む「日本型学校教育」をさらに発展させ、すべての子どもたちの可能性を引き出し、個別最適な学びと協働的な学びの実現をめざす、新しい時代の学校教育のこと。



展望を述べる栗林学長


指定書


オンライン交付式での記念撮影の様子(上段中央が本学)


広報室