附属高等学校天王寺校舎の生徒が世界最大級科学技術コンテストISEFで優秀賞

2022.05.26

附属高等学校天王寺校舎の生徒が世界最大級科学技術コンテストISEFで優秀賞

 附属高等学校天王寺校舎の3年生の中島里菜さんが、「科学のオリンピック」とも称される世界最大級の科学技術コンテストであるISEF(*1)2022で、見事にグランドアワード(物理学・天文学部門4等)を受賞しました。
 この賞は世界各国から集まった約1800名の全ファイナリスト研究のうち、約2割にしか授与されないものであり、今回、JSEC(*2)からの14組21名の出場のうち、4名が受賞しました。なお、同部門での日本からの受賞は2018年以来になるとのことです。
 5月6日(金)に中島里菜さんはオンラインで研究発表を行い、5月13日(金)に表彰式の様子がYouTubeで全世界に配信されました。
 
 中島さんのISEF2022出場決定までの模様や表彰式の様子は下記リンクをご覧ください。
 トピックス「附属高等学校天王寺校舎の生徒が科学技術のコンテストで受賞し世界大会へ
 「Society for Science」チャンネルが公開しているISFE2022の表彰式の様子(YouTube)(中島里菜さんの発表は1:33:00過ぎ)


実験をする中島さん

研究テーマ「水中を落下する2つの液滴が相互に与える影響」の実験写真
*1 ISEF(International Science and Engineering Fair)は、「国際学生科学技術フェア」などと和訳され、世界75以上の国と地域の約700万人から選ばれた約1700人の高校生が自分たちの研究を披露しあう科学研究コンテスト。半世紀以上も続いている伝統あるフェアで、毎年5月にアメリカの都市で開催される。

*2 JSEC(Japan Science & Engineering Challenge)は、理数教育の増進に資することで日本の科学技術水準の向上をめざし、2003年に開始した科学技術の自由研究コンテスト。全国の高校生と高等専門学校生を対象に、幅広い分野から研究作品を募り、専門家による書類審査とプレゼンテーション審査で優秀な作品を表彰するもの。

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(附属高等学校天王寺校舎)