府立高校教員を対象に「教師の学び舎」第3回講座を開講

2022.08.31

府立高校教員を対象に「教師の学び舎」第3回講座を開講

 「教師の学び舎(第13クール)」の第3回講座を8月27日(土)、大学院連合教職実践研究科の寺嶋浩介准教授が講師となりオンラインで開講し、府立学校教員約30名が受講しました。
 「教師の学び舎」は、「府立高校教職コンソーシアム」の加盟校及び大阪府内の公立高校の教員を対象に、次代の大阪の教育をけん引するリーダーの育成支援を目的として実施するもので、今年度は「新学習指導要領の着実な実施のために~Society5.0 時代の教育を見据えて~」をテーマに計4回の予定で開講しています。
 寺嶋准教授は、教育工学アプローチによる教師教育やメディア教育を専門としており、その立場から、「ICTを活用したアクティブラーニング」と題し、授業においてICTの活用が求められている背景、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善、そして、1人1台端末を活用した授業のイメージについて説明しました。
 その後のグループワークでは、 受講生らは1人1台端末を活用した実践例の情報共有や自らの事例と照らし合わせながら議論を行い、ICTの活用を前提とした教科の枠組みを越えた授業のアイデアについて話し合いました。
 受講生からは「小中学校での1人1台端末の活用状況を知ることができました」「ICTは文房具と同等のツールであると認識でき、日常的に触れるような環境を作っていく必要があると意識できました」などの感想が寄せられました。

講義の様子

説明する寺嶋准教授

(広報室)