附属図書館で震度6強を想定した防災訓練を実施

2022.09.07

附属図書館で震度6強を想定した防災訓練を実施

 大規模地震による災害を想定した防災訓練を、附属図書館本館(柏原キャンパス)で8月31日(水)に実施し、事務職員25名が参加しました。

 訓練では、午後2時に震度6強の地震が発生したという想定で、館内利用者への避難呼びかけ、各フロアの被災者確認及び避難誘導などを行いました。

 特に、停電が発生した場合に日中でも暗闇の中での避難誘導となる地下1階・2階については、被災者の有無を確認しながら避難経路に利用者を誘導することの難しさを再認識しながらの訓練となりました。

 訓練後の振り返りでは、「想定のルートでは安全を確保できない可能性が高いので、状況により、別のルートを使用することも視野に入れる」「停電時は館内放送が使用できないが、拡声器では声が届かないため、フロアごとに声掛けをする」などの提案がありました。

 附属図書館での業務を所管する学術情報課の井上敏宏課長は「附属図書館では、教職員、学生のみならず、学外者も多く訪れるため、この訓練での課題を見直し、引き続き災害発生時へ備え、来館者の安全確保に努めていきます」と語りました。

避難の呼びかけを行う職員
避難の呼びかけを行う職員

避難する職員
避難する職員

訓練での反省点等を話し合う職員
訓練での反省点等を話し合う職員

(学術情報課)