附属天王寺中学校の女子テニス部員が近畿大会に出場

2022.10.20

附属天王寺中学校の女子テニス部員が近畿大会に出場

 附属天王寺中学校3年生の大谷依都美さんと舟津心々音さんのペアが、女子ダブルスの部で近畿大会に出場しました。この大会は大阪府の大会でベスト8以上の成績で出場することができ、同校からは初めての出場となります。

 試合は8月5日(金)に、奈良県橿原市の橿原公苑明日香庭球場で行われました。大会を終えて、大谷さんは「試合会場では、大きな大会に慣れている選手も多く、雰囲気に圧倒されました。この大会が引退試合だったため、楽しもう!とプレッシャーを感じずに試合をしました。負けてしまいましたが、スピードのあるボールにも対応し、ボレーを決めることもできたので悔いはないです。この経験は私にとって忘れられない思い出になりました。舟津さんや先生、両親には感謝の気持ちでいっぱいです」、舟津さんは「私が経験したなかで一番大きな大会で、京都の強豪校との対戦とあって緊張も不安も大きかったのですが、先生方や母の応援に背中を押してもらい、物怖じすることなく堂々と戦うことができました。大谷さんと声をかけ励ましカバーしあい、これまでの練習の成果を発揮した悔いのない試合ができ、清々しい気持ちで中学最後の試合を終えることができました。この学校でこのテニス部に入って本当に良かったと改めて実感しました」と述べました。

 また、同校でのクラブ活動の振り返りとして、大谷さんは「これまでの練習で舟津さんとはお互いに足りないところや、改善すべきことを言い合ってきました。そして試合経験を積んでいくうちに、このボールはどちらが打つのかということもわかるようになりました。おかげでペアとして上達していくことができたと思います。また、より深い友人関係も築くことができ、ペアとしても信頼関係が深まりました。私自身も成長することができたと思います」、舟津さんは「近畿大会に出場できたのは、どんなときでも一緒に練習してくれた仲間と、見守り温かく指導してくださった先生方、そして応援してくれた家族のおかげです。そして何より、同じ目標に向かい、支え努力し続けてくれたペアの大谷さんの存在があったからこそです。テニスは個人競技ですが私達の部活内には仲間を自分のことのように思いやる強い絆がありました。だからこそ、私はこんなにも部活、テニスに熱中できたのだと感じています。テニス部の仲間や顧問の先生方に対する感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進していきたいと思います」と語りました。

 


左から大谷さんと舟津さんのペア


練習するテニス部


練習するテニス部

(附属天王寺中学校)