グローバル教育専攻の学生らが柏原市へまちづくりを提案

2022.10.06

グローバル教育専攻の学生らが柏原市へまちづくりを提案

 グローバル教育専攻の学生らが、柏原市へ「河川空間のオープン化」の活用に関する提案を行い、柏原市の冨宅正浩(ふけまさひろ)市長から「市の発展につながる提案をした」として感謝状を授与されました。
 これは、グローバル教育部門の髙山新教授が担当する授業「多文化フィールドワーク」の一環で、平成21年に締結した包括連携協定に基づき、令和元年度から本学キャンパスがある柏原市を様々な角度から検討し、まちづくりについて考える授業を行っており、今年で4年目の取組です。7月27日(水)の授業では、冨宅市長をはじめ柏原市の職員や国土交通省大和川河川事務所の山本浄二所長らをお招きし、大和川の活用方法をテーマに、グループでのディスカッションを重ね、プレゼンテーションを行った中から、「水鉄砲を使ったサバイバルゲーム」が採用されました。この企画は、9月に柏原市が大和川河川敷緑地公園で開催した「第2回ロハスパーク大阪柏原」のイベントとして実施されました。

 感謝状を授与された学生らは、8月5日(金)に学長を表敬訪問し、授業で学んだこと、今後の取組や感謝状授与に至る経緯を報告し、岡本幾子学長は「人と人とのつながりを大切にし、どんどん経験を積んでいってください」と激励の言葉を送りました。

 企画に関わったグローバル教育専攻多文化リテラシーコース2回生の松岡知歩さんは「私たち学生が企画したことがこのように実現し、運営にも大きく関わらせていただき大変貴重な経験をさせていただけたと思います。当日は参加者の方々だけでなく、運営側の私たちも含め多くの方に楽しんでいただけて満足度の高いイベントになったと感じています」と感想を述べました。
 授業を担当した髙山教授は「この授業では、主題の設定から柏原市と連携をとることで、まちづくりを身近なものとすることを目指しています。今年は学生からの提案が、授業の進行とあわせて具現化されていき、学生にはとても貴重な経験になりました」と述べました。


プレゼンテーションの様子


記念撮影(左からグローバル教育専攻英語コミュニケーションコース2回生小川蓮弥さん、松岡さん、冨宅柏原市長、山本所長)


表敬訪問の記念撮影(左から松岡さん、グローバル教育専攻多文化リテラシーコース2回生大塔愛莉さん、岡本学長)


第2回ロハスパーク大阪柏原の様子

(学術連携課)