附属高等学校平野校舎3年生の理系生物選択者24名を対象に、タンポポの遺伝子を確認するPCR実習を10月24日(月)と27日(木)の2日間にわたって実施しました。
本実習は、「附属学校園横断型の先端生物学教育プログラム開発研究プロジェクト(*1)」の一環で行ったものです。実習前後の生徒の意見の推移を評価するために、AIを利用した意見共有システム「Aska」を用いるとともに、生徒の主体的行動や対話を記録するために360 度カメラの撮影も行いました。「Aska」の操作は教育イノベーションデザインセンター長を務める理数情報部門の鈴木剛教授が、360度カメラ撮影は理数情報部門の仲矢史雄教授がそれぞれ行い、実験指導は附属高等学校平野校舎の岡本圭史教諭と理数情報部門の中西亜実非常勤講師が行いました。
*1 附属学校園横断型の先端生物学教育プログラム開発研究プロジェクトとは、附属高等学校の3校舎(天王寺、池田、平野)で共通した先端科学的な生物実験授業を実践し、その教育効果について3校舎間で比較分析するもの。
*2 マイクロピペットとは、1mL以下の容量の液体を正確に測りとるための器具。
実験指導の様子(中央 中西非常勤教員)
PCR実習の様子
PCR実習する高校生を360度カメラで撮影する様子
(理数情報部門)