学校教育教員養成課程 美術・書道教育コース 書道分野の学生らが、八尾市文化会館プリズムホールで、3月3日(金)から3月5日(日)の期間、卒業書作展を開催しました。 これは、同コースに所属する学生らが、これまでの学びの集大成として開催した書作展です。開催にあたって、会場の選定からポスターのデザイン、卒業生等へのダイレクトメールの制作など、運営も学生らが行いました。 会場には、古典作品を手本としてよく観察し真似て書く臨書作品、自分の好きな言葉を好きな書体、表現方法で書く創作作品など、計45点の作品が展示されました。開催期間中には本学教職員、学生、卒業生をはじめ地域住民など約150人が訪れ、励ましの言葉や作品の感想も寄せられました。
卒業書作展を運営した学生は「私たちの学年は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた学年であり、例年開催している大阪教育大学書道展やゼミ展もオンラインでの開催を余儀なくされました。だからこそ、今回会場で作品を展示することができ大変嬉しく思います」「主制作の創作作品は一人一人が約2年もの時間を掛けて作り上げた作品です。一つの作品にこれほど長い時間を掛けたことは初めてで、先生方に何度もアドバイスを頂き、試行錯誤を繰り返してきました。そして最終的に納得できる作品を書き上げ、無事展示することができ、大きな達成感を味わうことができました。今後はそれぞれ異なる道に進んでいきますが、今回の経験を生かして社会に貢献していけるよう頑張っていきたいと思います」と話しました。
卒業書作展を主催した学生ら
(美術・書道教育部門)