令和4年度学長表彰授与式を、3月23日(木)に大阪国際会議場グランキューブ大阪で挙行した令和4年度学位記・修了証書授与式内で行いました。 学長表彰は、当該年度に本学を卒業又は修了予定の者で、在学期間中における学術・課外活動等において顕著な功績があり、他の学生の範となる学生を表彰するもので、教育協働学科4回生の辻井美緒さん、連合教職大学院2回生の吉川喜久さんが受賞しました。
また、令和4年度学長特別表彰授与式を、3月14日(火)に柏原キャンパスで行いました。 学長特別表彰は、当該年度内に学術・課外活動・社会活動等において、特に顕著な業績・成果・貢献等が認められる学生・学生団体を表彰するもので、教員養成課程4回生の岡本彩花さんが受賞しました。
【業績】 陸上競技400mハードルにおいて、関西陸上競技対抗選手権をはじめ、西日本学生陸上競技対抗選手権、日本学生陸上競技対抗選手権などの大会に1回生から4回生まで連続出場し、入賞等の好成績を残した。令和4年度には、秩父宮賜杯第75回西日本学生陸上競技対抗選手権大会優勝、天皇賜杯第91回日本学生陸上競技対抗選手権大会4位という輝かしい成績を収めた。 また、日本グランプリシリーズ静岡大会第37回静岡国際陸上競技大会にも出場し、12位の成績を収め、国内のみならず国際的にも功績をあげた。
【業績】 学士課程において、学校ボランティア等に積極的に参加し、課外活動では当時在籍していた学園祭準備会において、異例の2期連続(2年間)の委員長を務め、優れたリーダーシップを発揮した。なかでも、オープンキャンパス運営、学園祭運営等に関するセッションを実施する等、大学のイベント運営に積極的に関与し、他の学生らの範となった。修士課程においては、日本産業技術教育学会近畿支部第38回研究発表会にて、「機械加工学習のための反転授業用オンデマンド教材の制作とその活用」と題した研究発表を行った他、附属平野中学校教諭と協働して「製図学習における反転学習用オンラインコンテンツの教材開発」に取り組み、その成果が令和2年度大阪教育大学附属平野中学校研究発表会にて報告されるなど、高い評価を得た。 また、海外の技術教育の現状についても学びたいという探究心から、官民協働国家プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」日本代表12期生に選考された。新型コロナウイルス感染拡大の影響により留学開始時期が延期された期間も、同プロジェクトの同窓組織「とまりぎ」にて令和2年度前期関西支部の代表を務め、文部科学省初等中等教育局長を迎えたオンラインイベントを企画・運営し、総合司会を担当した。その後の留学期間も、学業や異文化交流活動の他に、「教員を目指す学生が校種教科に関係なく留学を志せるきっかけづくり」を目的として、同省後援のもとスウェーデンでの留学生活をまとめたブログの制作にも取り組んだ。真摯に取り組んできた留学に関する啓発活動が、留学を躊躇している全国の学生らの背中を押す素晴らしい社会貢献であると認められ、日本留学協議会より留学アワード特別賞を受賞した。
【業績】 全国の大学剣道部の統括組織である全日本学生剣道連盟の幹事長兼学生代表理事に女性として初選出され、全日本学生剣道優勝大会をはじめ各種全国大会の実行委員長を務めた。また、関西学生剣道連盟でも初の女性幹事長に選出された。 1回生時から連盟員と本学剣道部のマネジャーを兼務し、大会時の施設との折衝、卒業生理事と学生役員の橋渡し役、審判員の手配、各種協賛企業との折衝、報道対応など、組織・大会運営のバックヤードを取り仕切ったリーダーシップ・ボランタリティへの評価は高く、両連盟から感謝状を授与された。この役職は本学で初めてのことであり、本学学生の代表的学生像を示し、本学の評価を高めた。
学長表彰の様子(右、辻井さん)
学長表彰の様子(左、吉川さん)
学長特別表彰授与式の記念撮影(中央、岡本さん)
(学生支援課)