学生生活の「食」の支援「OKU朝食支援事業」を実施

2023.06.08

学生生活の「食」の支援「OKU朝食支援事業」を実施

 学生生活を「食」の面から支援する「OKU朝食支援事業」を5月15日(月)から6月2日(金)までの間、柏原キャンパスで実施しました。
 この取り組みは、朝食をとる時間がない、近年の物価高の影響等により食費を節約しているといった理由で、朝食をとらずに授業を受ける学生が一定割合いることを受け、朝食をとるきっかけとしてもらおうと、平日授業開始前の8時20分から生協の売店「Shop IRIS」で、おにぎり一人あたり2個を無料配布したものです。
 おにぎりは一日あたり150人分(300個)を用意していましたが、学生たちの間で情報が広まった2日目からは、わずか20分でなくなってしまう状況となったため、段階的に数量を増やし、9日目以降は350人分(700個)を配布しました。
 おにぎりをもらった学生たちは、「朝起きるのが苦手で、朝ごはんをゆっくり食べることができないので、こうして大学でおにぎりを食べることができるのはありがたい」「家から大学まで遠く、1限から授業がある日は朝食がなかなかとれないのでありがたい」「アルバイトをしていますが、食費が浮くのですごく助かった」といった意見や、「課外活動で朝練をしているので、タンパク質と炭水化物などを含んだ弁当などがあれば、より自身の体力維持に繋がると思う」との意見も寄せられました。
 今回の企画を考えた学生支援課の梶田輝彦奨学厚生係長は、「この取り組みをきっかけに朝食をとる生活習慣が定着し、空腹のまま授業に臨むことなく、しっかりと学業に励んでもらえればと思います。また学生たちから寄せられた感想や意見を、今後の継続的な食の支援の企画に生かしたいと思います」と今後の期待と抱負を述べました。

 

商品棚からおにぎりを取る学生
商品棚からおにぎりを取る学生

(学生支援課)