府内の高校教員を対象に第1回教師の学び舎を開講

2023.06.13

府内の高校教員を対象に第1回教師の学び舎を開講

 第1回教師の学び舎を6月10日(土)、オンラインで開講し、府内の高校教員約30名が受講しました。
 「教師の学び舎」は、府立高校教職コンソーシアムの加盟校及び大阪府内の公立高校の教員を対象に、次代の大阪の教育を牽引するリーダーの育成支援を目的に教職大学院レベルの講座を開講するもので、「新学習指導要領の着実な実施のために~Society5.0 時代の教育を見据えて~」をテーマに、今年度は4回の講座を開講する予定です。

 開講式では、大継章嘉学長補佐が「教師の学び舎」の趣旨と本テーマを設定した背景について説明するとともに、令和6年の春に天王寺キャンパスに開設する未来教育を展開する拠点「みらい教育共創館(仮称)」の紹介を行いました。

 その後、大学院連合教職実践研究科の寺嶋浩介教授が「ICTを活用したアクティブラーニング」と題し講義を行いました。寺嶋教授は、授業においてICTの活用が求められている背景、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業のあり方、そして、1人1台端末を活用した授業イメージについて網羅的な解説を行いました。
 受講生からは「ICTの活用方法について、たくさんの事例を紹介していただいたので、自分の授業でも使ってみようと思いました。特に、予習動画を作って、生徒に見てくるように伝えるという事例について、やってみようと思いました」「ICTを活用した授業の必要性を、Society5.0の観点から理解できました。校内で共有する際の根拠にできると感じました」といった感想が寄せられました。


講義の様子(右上、寺嶋教授)


挨拶する大継学長補佐

 

(広報室)