附属高等学校平野校舎1年生と本学の教員研修留学生(*1)が交流する「多文化理解講座」を11月28日(土)に開催しました。 この講座は,文部科学省から受託した「WWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業(*2)」の一つとして本学グローバルセンターと研究開発拠点校である附属高等学校平野校舎が連携して実施したもので,本年度で6年目になります。高校生122名がグループに分かれ,教員研修留学生6名と自国の文化や教育などについて紹介しあい,理解を深めました。 タイやインド,インドネシア,メキシコ,モロッコ,スウェーデンの様子を教員研修留学生から聞いた生徒からは「それぞれ国によって文化や学校生活が全く違って驚きました。そして,海外の方から見た日本のイメージなどを聞いて,日本は技術が進んでいるということがわかり,授業でプロジェクターなどのコンピュータを使うことは珍しいことだと知りました。英語で話せて楽しかったです」などの感想を述べました。 メキシコからの教員研修留学生のRuben Rodriguezさんは「平野校舎を訪問できるよい機会でした。今回の活動は,生徒にとってお互いの文化について学び,英語を使って話をする,非常によいものでした。私が高校生のときは,そんなに多くの留学生がいなかったので,このような行事がありませんでした」と語りました。*1 教員研修留学生は,諸外国の教員であり,所定の日本の大学において学校教育に関する研究を行う外国人留学生です。*2 WWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアム構築支援事業は,高等学校等と国内外の大学,企業や国際機関等が協働し,グローバルな社会課題の解決等に向けた教科等横断的で探究的な学びを通じて,イノベーティブなグローバル人材の育成をめざす,文部科学省が推進する事業です。
生徒に自国の文化を紹介する教員研修留学生
生徒に自国の学校の様子を紹介をする教員研修留学生
教員研修留学生に日本の文化を紹介する生徒
(附属高等学校平野校舎)