連合教職大学院が,「ICT推進リーダー養成プログラム研修」(第10回~第12回)を,8月20日(木)にZOOMを用いたオンラインで実施しました。 この研修は,連合教職大学院と大阪市教育センターが連携し,双方の研修資源を組み合わせる形で開発したもので,大阪市の教員を対象に,勤務校内外において研修を企画・運営し,教育の情報化について積極的に推進できるスペシャリストを養成することを目的にしており,今年度で4年目の実施となります。 今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため,第9回までは,オンデマンドによる研修とし,今回,初めてオンラインでの対面(同時双方向)実施となりました。 研修では,これまでのオンデマンドでの取り組みについて各自で振り返り,その意見を他の参加者と交換しながら,考えを深めていきました。特に,グループディスカッションでは,参加者同士が,ICT活用指導力についての考えや,研修カリキュラムのアイディア,そして,オンライン学習と対面で行う学習の必要性について,活発に議論を交わしました。中には,学校種が違う参加者の意見について,深く掘り下げて議論する場面もありました。 グループディスカッションを通して得た考えは,LMS(学習管理システム)の掲示板を活用し,参加者全員で共有されます。参加者はこれらを今後の学びのヒントとして活かすとともに,今回の研修の振り返りや,所属校での授業実践・教員研修を経て,ICT推進リーダーとしての力を身につけていきます。
ZOOMを用いたオンラインでの対面研修の様子
グループディスカッションで出た意見をLMS上で共有
(天王寺地区総務課)