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2019.09.26

附属池田中の生徒が作文コンクールで最優秀賞受賞

 本学附属池田中学校3年生の林瑞季さんが,第29回島根県雲南市「永井隆平和賞」中学生の部において最優秀賞を受賞しました。
 同賞は,島根県雲南市にゆかりのある医学博士,随筆家として著名な永井隆氏の功績をたたえて創設されたもので,毎年「愛と平和」をテーマに作文を募集しています。林さんは国語科の授業の課題として出された本コンクールで,5月に訪れた修学旅行先の太刀洗平和記念会館,長崎・五島列島で感じた平和への思いを,小学校の修学旅行での広島で見聞きしたこと,そして,附属池田中学校が附属池田小学校事件を語り継いできたことと合わせて「知る」ことの大切さについて訴える作文に仕上げました。
 今年は19都府県から1,142点の応募があり,附属池田中学校の作文は最終選考10作品のうち5作品を占め,最優秀賞の林さんの他,同じく3年生の高橋舞衣さんが佳作に選ばれました。
 9月8日(日)に三刀屋文化体育館アスパルにて行われた授賞式では表彰の後,最優秀賞作品の朗読と最終選考委員長からの講評が行われました。
 受賞した林さんは「とても驚き,うれしく思いました。この作文を書くにあたり『平和』について改めて考えることができました。『知る』ということを大切にして,みんなが笑顔で暮らせる平和な世界を願ってこれからも過ごしていきたいと思います」と受賞の喜びを語り, 高橋さんは「青い空を笑顔で見上げられる幸せを日々感じ,戦争の残酷さと平和の大切さを忘れることなく毎日を生きていきたいです」と思いを新たにしました。

最優秀賞の賞状を授与される林瑞季さん
最優秀賞作文を朗読する林瑞季さん

(附属池田中学校)