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2018.10.24

柏原市60周年を祝うコンサートを開催

 教育協働学科芸術表現専攻および教養学科芸術専攻の管打楽器専攻学生で構成するウインドオーケストラが,9月9日(日)に柏原市民文化会館リビエールホールでコンサートを開催しました。
 今回は,柏原市市制60周年記念事業の一環として「ALL柏原!吹奏楽の響宴」と銘打ち,柏原市の小中学生からなる少年少女鼓笛隊,4つの市立中学校(柏原,堅下北,堅下南,玉手)の吹奏楽部,玉手山学園吹奏楽団が参加。さらに特別ゲストとして,台湾の東海大學管楽団と,全国の大学の管楽器専任教員および学生などが出演しました。
 冨宅正浩柏原市長が開会宣言し,ウインドオーケストラがベートーヴェン作曲(山本訓久編曲)『軍隊行進曲』で華々しく開幕を飾りました。和田良彦本学副学長が市制60周年を祝い挨拶した後,少年少女鼓笛隊が,『It’s a small world』などの軽快な楽曲でビートを刻み,柏原市立中学校吹奏楽部合同チームが,映画でなじみ深い『Remember me』などを演奏しました。
 続いて,玉手山学園の江端源治理事長が,大学,短期大学,高校などオール玉手山学園で構成された吹奏楽団を紹介し,同楽団が『歌劇「ザンパ」序曲』を演奏しました。さらに,東海大學管楽団が八木澤教司作曲『太陽への賛歌-大地の鼓動』を披露。コーラスも交え神秘的な世界観を表現しました。最後は全ての演奏者が一堂に会して,團伊玖磨作曲『祝典行進曲』,柏原市歌,東海林修作曲『ディスコ・キッド』を次々と演奏し,圧巻のサウンドでホールを満たしました。
 観客からは,「吹奏楽の楽しさを存分に味わえるコンサートだった」「柏原市の音楽水準の高さに驚いた」などの感想が寄せられました。
 ウインドオーケストラを指導する神代修教授(芸術表現講座)は,「市制60周年という節目を祝うコンサートに参加でき,大変光栄です。今回は鼓笛隊や玉手山学園の皆さんと初めてご一緒し,新たな横のつながりが生まれる貴重な機会ともなりました。コンサートでは合同練習の成果が十分に発揮され,素晴らしいサウンドがホールいっぱいに響きわたり,忘れられない思い出になりました」と語りました。

『軍隊行進曲』演奏の様子
台湾・東海大學管楽団の演奏の様子
コンサートの様子

(学術連携課)