障がいのある人や介護をする人に,音楽を楽しむ機会を提供しようと「ハートフルコンサート」を9月10日(月)にザ・シンフォニーホールで開催し,大阪府立の支援学校10校の児童・生徒ら約620人が鑑賞しました。 同コンサートは,大阪府教育委員会,ザ・シンフォニーホールとの三者による共催事業で,ザ・シンフォニーホールが会場を無償で提供しました。本学で管打楽器を専攻する学生らによるウィンドオーケストラと,主旨に賛同した全国の教育大学などの管楽器専任教員がゲスト出演しました。 当日は,『美女と野獣』『スターウォーズ』など7曲が演奏され,子どもたちは座席の上で飛び跳ねたり,リズムにあわせて体を揺すったり,手拍子をしたりするなど音楽を楽しんでいました。『翼をください』では,ウィンドオーケストラの演奏にあわせ子どもたちも一緒に歌いました。『ダンシングヒーロー』では,色鮮やかな衣装をまとった学生5人がステージに登場し,ダンスで会場を盛り上げました。 鑑賞した支援学校の生徒は「『メリーゴーランド』でいろんな楽器を順番に演奏していくところが一番面白かった。オーケストラと一緒に歌えて楽しかった」と感想を語りました。クラリネット奏者の教養学科芸術専攻3回生田中朱梨さんは,「いつものコンサートとは違った雰囲気で集中力が続くか心配だったが,舞台上から子どもたちが楽しんでいる様子が見え,こちらも楽しく演奏することができました」と話しました。
【プログラム】メリーゴーランド / P.Sparkeもののけ姫より / 久石譲美女と野獣 /A.Menken翼をくださいダンシングヒーロー /A.Kate-T.Bakerスターウォーズ /J.Williams宝島
体をゆすったり,手拍子をしたりして音楽を楽しむ子どもたち
『ダンシングヒーロー』では,学生5人がダンスで会場を盛り上げた
(広報室)