トピックスバックナンバー(2011年~2020年)

2018.07.27

日本の教育や文化を学ぶ 海外協定校向けプログラムを実施

 日本の教育や文化に関心のある海外協定校の学生を対象とした「英語で学ぶ日本型教育体験プログラム」を,6月25日から7月6日にかけて,柏原キャンパスで実施しました。
 同プログラムは,小中高校での観察実習や児童生徒との交流を通して日本と自国の教育を比較しながら相互の理解を深め,グローバルな視点を持つ人材を育成することを目的としています。日本語を学んだことのない学生も参加できるようプログラムは英語で行われ,今年度は,スイス,アメリカ,中国(香港)から10人の学生が参加しました。
 参加した学生は,本学の授業への参加,附属学校の授業見学,児童生徒との交流などを行いました。本学附属高校平野校舎では,1年生のクラスに入り,小グループに分かれて自国の文化や学校生活を紹介。互いの国のイメージや教育の相違点について,高校生とディスカッションしながら交流しました。本学附属天王寺小学校では,3年生と5年生の英語の授業に参加し,給食と清掃の時間も児童とともに過ごしました。また,大阪くらしの今昔館と山本能楽堂を訪れ,日本文化を体験しました。プログラム期間中は,本学学生がチューターとして生活面と言語面をサポートし,交流を深めました。
 参加した学生からは,「学校を児童生徒自身が清掃していて素晴らしい」「学校で子どもたちと直接触れ合うことで日本の教育を肌で感じ,自国との共通点や相違点を知ることができた」「大阪教育大学の学生にサポートしてもらったおかげで,日本の学校や文化への理解がより深まった」などの感想が寄せられました。

附属高校平野校舎で高校生たちと交流
附属天王寺小学校で授業を見学

(グローバルセンター)