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2017.04.05

「いざ海へ」。平成28年度学位記及び修了証書授与式を挙行

 平成28年度学位記及び修了証書授与式を3月24日(金),大阪国際会議場グランキューブ大阪で挙行し,学部・大学院合わせて1,185人の卒業生・修了生が本学を巣立ちました。
 式には,卒業生・修了生とその家族など約2000人が出席しました。大学院連合教職実践研究科が今回初めて修了生を輩出することから,同大学院を共同設置している関西大学の芝井敬司学長と近畿大学の増田大三副学長を来賓として迎えました。
 式典は,国歌および学園歌の斉唱の後,教員養成課程,教養学科,第二部小学校教員養成課程,特別支援教育特別専攻科,大学院教育学研究科,大学院連合教職実践研究科の代表学生6人に,栗林澄夫学長から修了証書が授与されました。続いて,在学中に学業や課外活動で顕著な功績を収めた学生を表彰する学長表彰が行われ,陸上十種競技・伊佐嘉矩さん(大学院教育学研究科保健体育専攻),陸上棒高跳び・山方諒平さん(大学院教育学研究科保健体育専攻),書道・奥野洋さん(大学院教育学研究科芸術文化専攻),剣道・杉田悠さん(教養学科スポーツ専攻)が,大勢の仲間たちに見守られながら表彰されました。
 栗林学長は式辞で「今,世界は歴史の大きな転換点にある」と強調し,「不確実な時代であるからこそ,自らが自立して行動するしかない」と述べました。そして,このような時代に重要なのは,ともに働くという「協働の精神」と,他者への思いやりに基づく「連帯の姿勢」であると説き,「大阪教育大学での経験に誇りを持って,これから活躍してくれることを期待しています。今こそ現実社会の大海原へ向けて帆を挙げて漕ぎ出す時です。『いざ海へ』」とエールを送りました。
 続く教養学科芸術専攻音楽コースによる記念演奏では,エルガー作曲『威風堂々』第1番が演奏された後,会場全員で送別の歌『蛍の光』を斉唱しました。さらに,サプライズでSMAPの名曲『世界で一つだけの花』が演奏されると,卒業生・修了生も一緒に口ずさみ,大いに盛り上がりました。
 アンコール曲のヨハン・シュトラウス1世作曲『ラデツキー行進曲』が演奏されると,公式キャラクター「やまお」と「たまごどり」がステージに登場し,会場全員の手拍子で卒業式を祝いました。
 閉式後,修了証書を手に仲間と別れを惜しむ卒業生らは,「素晴らしい仲間や恩師に出会えて,楽しい学生生活だった」「新生活に不安もあるけど,大教大で学んだことや仲間を支えに頑張りたい」などと話していました。
 卒業生並びに修了生の皆さん,誠におめでとうございました。

式辞を述べる学長
卒業証書授与
記念演奏の様子
演奏に手拍子する卒業生たち

(広報室)