「第68回大阪府学生科学賞」にて、附属池田中学校3年生の西田莉麻さんが堺市教育委員会賞を受賞しました。
「大阪府学生科学賞」は科学教育の振興を図ることを目的として、大阪府内の小学校、中学校、高等学校などに在籍する児童・生徒から科学研究作品を募集し、優れた作品の表彰を行うとともに公開展示を行うものです。第68回となる今回は、予備審査(小中高あわせて52,000以上の応募作品から審査)が行われ、本審査では小学校の部93作品、中学校の部68作品、高等学校の部42作品の合計203作品を対象に審査が行われました。
指導を担当した井場恒介教諭は、「西田さんは探究心が非常に高く、授業の内容や身の回りの事象に対して疑問を持つと独自の視点で分析することに長けています。今回の研究では『柔らかさ』を定義づけるための研究の一環として小学校時代から進めてきた研究を発展させ、今回は数値を用いて考察していました。研究として数値を扱う中で、信憑性のあるデータを取るために、LEGOブロックやプログラミングの知識を使いながら実験を進めていきました。研究を通して新たに視野が広がったり、知的好奇心を満たすことにつながったり、次なる研究に向けての課題が見えたと思います。研究の世界をどんどん深く、広げていってほしいです」と語りました。
記念写真
展示の様子
研究内容
(附属池田中学校)