ソウル教育大学の学生10人が,本学と東大阪市の小学校で約4週間にわたる研修を行うため,1月13日(火)に来日しました。これは,「韓国の教育大学海外インターンシップ受入プログラム」として日本学生支援機構の海外留学支援制度(短期受入れ)に採択されたもので,研修参加者には奨学金が支給されました。また日韓文化交流基金の平成26年度人物交流助成(草の根交流)の対象事業でもあります。 本学ではこのインターンシップを2010年度から受け入れており,協定校であるソウル教育大学の学生たちの国際的視野の形成に貢献しています。また,本学学生にとってもソウル教育大学の学生との交流は,韓国及び海外へ関心を向ける絶好の機会となっています。さらには実習先の小学校からも児童たちが韓国の先生たちとの交流を喜んでいると好評です。 学生たちは,1月23日(金)まで「社会」「アジア理解教育」「英語学入門」などの講義に参加して,日本語や日本文化,日本の教育事情について学び,共同作業やディスカッションを通して本学学生と交流を深めるとともに,翌週以降の小学校実習に備えました。翌週の1月26日(月)から2月5日(木)までは,東大阪市立荒川小学校,太平寺小学校,長瀬北小学校でインターンシップ教育実習を行いました。学生たちは,児童たちとの交流を楽しみ,現場の教員の指導法や子どもとの接し方から大いに学んでいました。また,小学校での実習後半には,韓国文化を紹介する模擬授業の機会を得て,日本語での授業に挑戦しました。
[左写真]歓迎会での集合写真[右写真]太平寺小学校での教育実習中の研究授業
(国際センター)