トピックスバックナンバー(2011年~2020年)

2014.12.26

全学FD講演会「『困り感』のある学生と教育実習」を開催

 全学FD事業の講演会「『困り感』のある学生と教育実習」(ファカルディ・ディベロップメント事業推進委員会主催)を12月17日(水),共通講義棟A-307講義室にて開催しました。
 発達障害の傾向が疑われるなど「困り感」がある学生に対する教育実習での支援や,派遣先への対処を念頭に置いたこの講演会には,本学教職員76人が参加しました。
 冨永光昭教授(特別支援教育講座)による司会進行のもと,はじめに,菱田準子准教授(教職教育研究センター)が,「教育実習に不安を抱える学生の対応」として教育実習の事例を交えて講演しました。
 続いて奥田紗史美カウンセラー(カウンセリングルーム)から,「学生相談の立場から」,山本利和教授(特別支援講座,附属特別支援学校長)から「障がい学生と教育実習」,小山健藏教授(附属学校部長)から「附属学校園から見た教育実習」をテーマに,それぞれの立場から講演を行いました。
 最後に池谷航介准教授(教職教育研究センター,障がい学生修学支援ルームコーディネーター)を中心にディスカッションが行われ,活発な議論が繰り広げられました。
 参加者からは「教育実習に参加する困り感のある学生の支援体制の連携の在り方について考えさせられた」などの声が聞かれ,教員養成大学として,学生支援の視点から「教育実習」を見つめ直し,共通理解をはかる機会となりました。

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[左写真]菱田准教授の講演
[右写真]ディスカッションの様子

(学生サービス課)