中国・江漢大学の教師と学生合わせて7人が本学を訪問しました。これは科学技術振興機構(JST)が実施している「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(さくらサイエンスプラン)の「科学技術交流活動コース」に本学の実施計画が採択されたものです。 同事業では,産学官の緊密な連携により,優秀なアジアの青少年が日本を短期に訪問し,未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることをめざす業務を支援しています。アジアの青少年が日本の最先端の科学技術に対する関心を高めるのを促し,日本の大学・研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の育成に貢献することを目的としています。 11月17日から19日は,本学天王寺キャンパスで,大阪大学・西森年寿准教授や本学・福江純教授の講演,学識経験者などによる日本の教育に関する講演,本学・秋吉博之教授による実験講習などを実施しました。また,19日午後には,秋吉教授のゼミ生らと江漢大学・魏強副教授及び学生との共同研究発表会を開催しました。 同20日から24日には,大阪大学の村井護晏コーディネータの引率で,京都や東京で研究者と交流したり,日本科学未来博物館などを訪問し,日本の最先端の科学技術に接しました。 参加した江漢大学学生は「とても充実し実りある研修でした。これを機会に,ぜひ日本との学術交流を深めたい」と感想を述べました。
[左写真]秋吉教授による実験講習[右写真]共同研究発表会
(学術連携課)