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大阪教育大学連合教職大学院

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2019年度フィンランド海外教育実習を実施(2019年11月23日~12月2日)

 連合教職大学院生(4名)と第二部・初等教育教員養成課程学部生(7名),および引率教員(連合教職大学院 柏木賀津子教授・田村知子教授,初等教育講座 宍戸隆之准教授)ら14名が,11月23日から12月2日にかけて,海外教育実習を実施しました。今回は,フィンランドのオーボアカデミー大学附属実習校,およびユヴァスキュラ大学を訪問し,CLILの枠組みを活用した英語による授業を行うと共に,フィンランドの校長研修について学びました。これらは,連合教職大学院の学校実習の特別プログラム,第二部の集中講義「特別総合科目III」,初等教育教員養成課程の集中講義「海外教育実践研究」の合同プロジェクトとして実施したフィールドワークです。海外の教員と直接交流することを通して,世界の教育におけるスクールリーダーシップの視点,21世紀型スキルとカリキュラム連携を学び,授業を英語で行う授業力を育てることを目的としています。

 オーボアカデミー大学附属実習校では,英語・数学・国語等の授業観察をしました。また,CLIL実践として,英語を用いた生徒中心で考えさせる3つの授業を行いました(A班:サーキュラー・エコノミー,B班:音階とストロー笛(理科),C班:リズミックダンス創作(体育))。(写真1,2,3)また,クオカラ小学校のKaisu-Leena教諭による5年生の「古代エジプトの謎」について,ヒエログリフの解読をアクティブ・ラーニングで行う講義を見学しました(写真4)。

 ユヴァスキュラ大学では,教育学部研究所のMika Risuku所長,および同大学講師矢田匠氏から,スクールリーダーシップについて講義を受け,Educational Leadershipの育成についてディスカッションを行いました(写真5)。

 参加者からは,フィンランドの教育の機会均等の浸透や,チーム学校としてのCollective Competence(集団で効力を感じるような協働力),学校における知識情報共有,建設的な批判,風土づくりの視点が学級・学校経営に生かせるとの感想がありました。連合教職大学院の現職院生からは自校での取り組みと結びつけた活発な質問が出ました。

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写真1:サーキュラー・エコノミーの授業

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写真2:音階とストロー笛の授業

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写真3:リズミックダンス創作の授業

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写真4:古代エジプトのヒエログリフから考古学者の視点を学ぶアクティブ・ラーニング

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写真5:ユヴァスキュラ大学Mika所長と

報告会を実施(2019年12月14日)

 12月14日(土)には,天王寺キャンパス西館3階第3講義室において,参加者からの報告会を行い,学内外から26名の参加者がありました。今回のフィンランド海外教育実習の取り組みによって,実体験をとおした未来の教育への示唆を得たことの報告がされました。
 参加者からは,「21世紀型スキルに向けてフィンランドの教育の実際が,学生の目をとおして良く伝わった。」「理科やSDGsを英語でどのように授業するのか具体的にわかり,自分もアイデアが湧いた。」「フィンランドの教員養成や,学校のリーダーシップ育成の実際を初めて知った。」という感想が得られました。

(文責:柏木賀津子)

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報告の内容は右の報告書をご覧ください。
画像をクリックするとPDFファイル(3.72MB)が開きます。

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