大阪教育大学と愛知教育大学が運営する教員生涯学習プラットフォーム「OZONE-EDU」が、第10回 1EdTech Japan賞(*)「最優秀賞」を受賞しました。
大阪教育大学と愛知教育大学が令和6年4月から共同運営するOZONE-EDUは、教員をめざす学生から現役教員まで誰でも自由にアクセスして学習できるオープンエデュケーションプラットフォームです。教育委員会、学校法人、海外の日本人学校等でも、組織的にご活用いただいています。今回の受賞にあたっては、マイクロラーニングとデジタルバッジによる教員研修の質向上への貢献や、それを支える効率的かつ安定的な統合システムの実現について訴求し、「最優秀賞」を受賞することができました。
2025年11月17日(月)15:15~16:05(予定)には、お茶の水Sola City Hallにて第10回「1EdTech Japan賞」表彰式が開催され、本学より「最優秀賞受賞者記念講演」を行う予定です。
1EdTech Japan賞の最終選考はLearning Impact Award(LIA)の国別予選も兼ねています。LIAでは、全世界から、学習支援におけるテクノロジーの利用においてもっとも強力で影響力のあったものが選出されます。今回1EdTech Japan賞の最優秀賞を授賞したOZONE-EDUは、LIAの一次選考が免除となり、最終審査に進みます。最終審査(プレゼンテーションと質疑応答)は、来年6月に米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催される”Learning Impact Conference 2025”において行われる予定です。
*1EdTech Japan賞…国際的に評価の高い、1EdTech Consortium の Learning Impact Award(LIA)に 範をとり、テクノロジーの教育利用に多大な貢献のあった優れた挑戦を顕彰するものです。教育・学習のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現したもの、あるいは1EdTech技術標準の国内普及に貢献のあった作品や実践などが該当し、最優秀賞(1点)、優秀賞(数点)、奨励賞(数点)、特別賞(若干数)が選出されます。
1EdTech Japan賞の詳細は、下記サイトをご覧ください。
https://www.1edtechjapan.org/1edtech-japan-award
OZONE-EDUとは
①オープンエデュケーション
いつでも・誰でも・自由に受講できるオープンエデュケーションとして提供しています。
②マイクロラーニング
数分から15分程度で一つの学習が完結するマイクロラーニングの仕組みを取り入れているため、忙しい教員が隙間時間を利用して、学び続けることが可能です。
③デジタルバッジによる履修証明
OZONE-EDUは、数分から15分程度のマイクロコンテンツで構成され、複数のマイクロコンテンツと振り返り課題を修了することで「スタンプ」が発行されます。さらに、指定されたスタンプを集めることで「バッジ」が発行され、学習成果の可視化になります。
教育委員会では、中堅教諭等資質向上研修をはじめとする法定研修などの一部の単位として認定される仕組みを実現しています。さらに、2026年度からは連携大学の学生がバッジを取得することで当該授業の履修が証明され、それに基づき連携大学が単位を認定する教職課程連携を実施予定です。
OZONE-EDUサイト
https://o3edu.osaka-kyoiku.ac.jp/
本件に関するお問い合わせ先
国立大学法人大阪教育大学 学術部学術連携課社会連携係
TEL:072-978-3253
MAIL:renkei☆bur.osaka-kyoiku.ac.jp
※☆を@に変更して送信してください