障がい学生修学支援ルームのサポート学生4人が、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)と筑波技術大学が主催する「第21回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム」において、グッドプラクティス賞を受賞したことを報告するため、10月29日(水)に学長表敬訪問を行いました。
このシンポジウムは、全国の大学における聴覚障害学生への支援実践に関する情報を交換するとともに、PEPNet-Japanの活動成果をより多くの大学・機関に対し発信することで、今後の高等教育機関における聴覚障害学生支援体制発展に寄与することを目的とし、年に1回開催しているものです。今年は「社会的障壁とは 情報保障とは いま問い直す支援のありかた」をテーマに、9月27日(土)国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)にて開催されました。
サポート学生らは、同シンポジウム内聴覚障害学生支援実践共有セッションで「支援活動に関わる人を増やすために-学生の声から見えてきた壁と可能性-」をテーマに、ポスター発表をしました。本学の学生を対象に、支援ルームの認知度や支援活動についてのアンケートをとり、その結果に基づいた考察や今後の情報保障の伝承について説明しました。
岡本学長は「受賞はとても喜ばしいことですが、こういった一つの目標に向かって専攻の異なる仲間で時間を共有しながら進めていくプロセスが大切だと思いました。また、みなさんの支援活動をいろんな世代の方たちに知ってもらうのも必要かと思いますので、大学の広報を利用して発信していってください」と話しました。サポート学生代表の教育協働学科理数情報専攻自然科学コース2回生の石岡奈月美さんは「今回はポスター制作にあたって、初めて学内アンケートに取り組みました。回答していただいたみなさんをはじめ、多くの方々にご協力いただけたことが受賞に繋がったと思います」と受賞の喜びを語りました。
第21回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム 参加団体共有セッションポスター一覧
受賞の報告の様子
記念撮影
(修学支援センター)