東京五輪ハンドボール女子日本代表として戦った卒業生(板野選手・堀川選手)からのメッセージ

2021.09.02
お知らせ

東京五輪ハンドボール女子日本代表として戦った卒業生(板野選手・堀川選手)からのメッセージ

 7月25日(日)から東京オリンピック,ハンドボール女子の競技が始まり,8月8日(日)に全日程が終了しました。ハンドボール女子日本代表おりひめジャパンは, 1勝4敗で予選ラウンドを終了し,決勝トーナメントの進出はなりませんでした。

 今大会において,日本代表選手として戦った卒業生(板野陽選手・堀川真奈選手)から,世界を舞台に戦った感想とメッセージをいただきました。ぜひご覧ください。

日本代表選手として戦った本学卒業生

板野 陽(いたの みなみ)

 所属:イズミメイプルレッズ
 ポジション:GK(ゴールキーパー)
 卒業年度:2014年度(教養学科スポーツ専攻※)
  ※現・教育協働学科スポーツ科学専攻

堀川 真奈(ほりかわ まな)

 所属:イズミメイプルレッズ(主将)
 ポジション:PV(ピボット)
 卒業年度:2015年度(教養学科スポーツ専攻※)
  ※現・教育協働学科スポーツ科学専攻

東京オリンピックでプレーした感想とメッセージ

板野陽選手

 この度はオリンピックに出場するにあたり熱い応援をいただき心より感謝申し上げます。
 お陰様で女子ハンドボールおりひめJAPANは予選リーグのモンテネグロ戦で45年ぶりに勝利することができました。残念ながら、目標としていた決勝リーグに進むことはできませんでしたが、オリンピックに向けて準備してきた期間も含めて私にとっては全てが貴重な経験となりました。
 途中出場でしたが、先発のキーパーが不調な時に自分がいつ出てもいいように準備をしていたのでコートに出た時には落ち着いてプレーをすることができましたし、世界トップレベルのシューターとの対戦を純粋に楽しむ事ができました。
 そして何より同じ大教大出身の堀川選手と一緒にオリンピックのコートに立てたということが本当に嬉しかったです。

 大会を終えた今、目指していた結果には届かず悔しい気持ちもありますが、自分の持てる力を全て出し切ることができたと思っております。
 オリンピックは終わってしまいましたが、8月末からは日本ハンドボールリーグが開幕しています。
 今度は頭をリーグ戦に切り替えて頑張りたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願い致します。

堀川真奈選手
 オリンピックという最高の舞台に立たせてもらうことができて、本当に嬉しいです。  諦めずにこつこつと頑張っていたら、こんなチャンスが来るんだな、と改めて感じました。  大学在学時のチームメイトや友人から沢山の応援メッセージを頂き、とても励みになり、当時ハンドボール部で日本一を本気で目指した4年間を思い出しました。
 その時があるから今の私がいます。
 土井先生をはじめ、在学中にお世話になった方々には大変感謝しております。

 チームとしては、目標に達することは出来ませんでしたが、日の丸を背負い、チーム一丸となって全力を尽くしたことは一生忘れられない思い出となり、個人として悔いはありません。
 沢山の応援ありがとうございました。

 

東京オリンピックで活躍する板野選手
東京オリンピックで活躍する堀川選手

東京オリンピックで活躍する板野選手(1枚目)/堀川選手(2枚目・右)

会場で記念撮影をする板野選手(左)と堀川選手(右)(本人提供画像)
ハンドボール女子日本代表「おりひめJAPAN」(画像提供:IHF)

ハンドボール女子日本代表「おりひめJAPAN」/堀川選手(番号11)・板野選手(番号12)

本学在学中にプレーする板野選手(本人提供画像)
本学在学中にプレーする堀川選手(本人提供画像)

本学在学中にプレーする板野選手(1枚目)/堀川選手(2枚目)(本人提供画像)

関連ウェブページ

【大教スポーツ】チーム復活を支えた両輪(1面に掲載)(PDF 2,096KB)

【本学トピックス】女子ハンドボール部が初のインカレ全国制覇(2010年度)

【本学トピックス】女子ハンドボール部が全日本学生ハンドボール選手権大会で準優勝に輝く(2014年度)

女子日本代表『おりひめJAPAN』メンバー表(公益財団法人 日本ハンドボール協会HP)

東京五輪 ハンドボール女子 日本代表メンバー14人発表(NHKニュースWEB)

オリンピックスケジュール&結果 - ハンドボール(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 公式サイト)