平成22年5月1日~平成23年4月30日における附属池田小学校での取組

【再発防止策1】  校務分掌として設置された学校安全部により、不審者対策訓練を定期的に実施します。

▼防災・避難訓練 ・全校避難訓練を3回実施(平成22年4月15日、9月7日、1月14日) ・児童対象の不審者対応訓練を1回実施(平成22年11月5日) ・教職員対象の不審者対応訓練を5回実施(平成22年4月5日、5月17日、9月3日、11月8日、平成23年2月10日) ・応急手当普及員資格を7名の教員が取得(平成23年3月31日現在) ・普通救命講習会(CPR & AED)を本校の救命救急普及員が1回実施(平成22年5月21日) ・普通救命講習会をPTA会員対象に2回実施(平成22年8月21日、10月31日)

【再発防止策2】  外部からの不審者を容易に侵入させることのないよう、人的物的措置を講じます。

▼安全対策の実施 ・警備員3名体制を継続(平成16年度~) ・子ども緊急通報表示システムの保守点検(平成15年度~) ・監視カメラの増設(計12箇所)

【再発防止策3】   PTAと連携し、登下校時や放課後の安全確保に努めます。

▼登下校時の安全確保 ・PTA安全部による登校時の立ち番を継続実施(平成22年度:9ヶ所) ・日直教諭による登下校時の見回りを継続実施(平成13年度~) ・緊急時の教諭引率による集団下校を継続実施 ・携帯メールによる緊急連絡システムで情報を迅速に発信 ・全校児童を対象にした電波バッジによる登下校セキュリティー管理システムの運用(平成18年度~) ・父親見守り当番を継続実施(平成20年度~) ・本校PTAが全国附属学校PTA連盟から表彰(平成22年5月29日) ・平成23年度全国附属学校PTA総会を附属池田小学校で5月28日(土)開催予定

【再発防止策4】  警察、消防、池田市をはじめとする近隣の自治体と連携し総合的な児童の安全対策の推進に努めます。

▼地域との連携 ・学校、PTA、地域、警察等が一体となった学校安全管理を推進するため、学校安全管理委員会を開催(平成23年3月2日) ・附属池田中学校、附属高等学校池田校舎と合同で、市役所、警察署、消防署、近隣の店舗へ協力要請予定(平成23年5月予定)

【再発防止策5】  本校独自の危機管理マニュアルを作成し、実施し、必要に応じて随時改訂を行います。

▼学校安全マニュアルの見直し ・不審者対応訓練のたびに反省会を行い、学校安全マニュアルの点検、見直しを継続 ・不審者対応訓練DVD改訂版を作成

【再発防止策6】  毎月8日を「安全の日」と定め 危機管理マニュアルの内容が確実に実施されているかを責任をもって点検していきます。

▼毎月の安全点検
・毎月8日(休日の場合は8日前後)に安全点検を継続
・全校避難訓練実施時にマニュアルの点検・見直しを継続

【再発防止策7】  道徳・総合的な学習の時間等において「命の大切さ」を感じ取る教育内容の研究をさらに推進し、個々の児童が安全な社会の担い手となる教育に努めます。

▼研究授業の実施 ・「自立し協同する力を育む教育」~コミュニケーション力を基盤として~をテーマに、教科・道徳・総合的な学習(安全教育)」についての研究を実施(平成22年度~) ・同テーマをもとに、全国規模の研究発表会・道徳教育研修会・学校安全研修会を開催(平成23年2月10日・11日参加者数約600名) ①不審者対応訓練を公開 ②本校10年の歩みを副校長が講演 ・研究冊子「とごころ」発行文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課長岡佳孝安全教育調査官による寄稿 ・安全教育部と道徳教育部に専任教諭を各3名ずつ配置 ・独立行政法人社会技術研究開発センターのプロジェクト研究 「犯罪から子どもの安全を目指したe-learningシステムの開発」への継続参加(平成19年度~平成23年度) ▼教育課程の編成 ・安全プロジェクトの成果をもとに,文部科学省へ新教科「安全科」を新設した教育課程の編成・実施を申請し、教育課程特例校として継続指定(平成21年度~) ▼研究体制の改編 ・WHOインターナショナルセーフスクールの再認証に向けて学校安全の取り組みを継続