平成19年5月1日~平成20年4月30日における附属池田小学校での取組

【再発防止策1】  校務分掌として設置された学校安全部により、不審者対策訓練を定期的に実施します。

▼防災・避難訓練
・全校避難訓練を3回実施(平成19年4月17日、9月11日、12月6日)
・教職員対象の不審者対応訓練を5回実施(平成19年4月5日、5月25日、9月5日、11月7日、平成20年2月20日)
・消防署による救急救命法講習会(CPR & AED)を1回実施(平成19年5月19日)

【再発防止策2】  外部からの不審者を容易に侵入させることのないよう、人的物的措置を講じます。

▼安全対策の実施
・警備員3名体制を継続
・子ども緊急通報表示システムの保守点検
・画像自動検知システム「NICE VISION」の活用
・監視カメラの増設

【再発防止策3】   PTAと連携し、登下校時や放課後の安全確保に努めます。

▼登下校時の安全確保
・PTA安全部による登校時の立ち番を継続実施(平成19年度:9ポイント)
・日直教諭による登下校時の見回りを継続実施
・緊急時の教諭引率による集団下校を継続実施
・携帯メールによる緊急連絡システムで情報を迅速に発信
・全校児童を対象にした電波バッジによる登下校セキュリティー管理システムの運用

【再発防止策4】  警察、消防、池田市をはじめとする近隣の自治体と連携し総合的な児童の安全対策の推進に努めます。

▼地域との連携
・学校、PTA、地域、警察等が一体となった学校安全管理を推進するため、学校安全管理委員会を開催
・学校評議員会における意見交換

【再発防止策5】  本校独自の危機管理マニュアルを作成し、実施し、必要に応じて随時改訂を行います。

▼学校安全マニュアルの見直し
・不審者対応訓練のたびに反省会を行い、学校安全マニュアルの点検・見直しを継続

【再発防止策6】  毎月8日を「安全の日」と定め 危機管理マニュアルの内容が確実に実施されているかを責任をもって点検していきます。

▼毎月の安全点検
・毎月8日に安全点検を継続
・全校避難訓練実施時にマニュアルの点検・見直しを継続

【再発防止策7】  道徳・総合的な学習の時間等において「命の大切さ」を感じ取る教育内容の研究をさらに推進し、個々の児童が安全な社会の担い手となる教育に努めます。

▼研究授業の実施
・「知情意の調和と深化をめざした学校教育の構築-児童が変容を実感できる授業の展開-」をテーマに,教科・道徳・総合的な学習(安全教育)」についての研究を継続。
・同テーマをもとに,全国規模の研究発表会・学校安全研修会を開催。(平成19年11月30日・12月1日,参加者約400名)
・安全プロジェクトを組織し,低・中・高学年の実態にあわせた学習プログラムを開発。
・道徳プロジェクトを組織し,「生命尊重」と「思いやり」を視点にした授業研究を実施し,実践プラン集を作成。
・上記2つのプロジェクトをもとに,研究図書「命の教育」の刊行に向けた企画・編集を行った。