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2023.11.16

学生たちが第13回柏原市民総合フェスティバルに出展

 ICT教育支援ルームや美術・書道教育コース、学生プロデュ―ス(*1)に所属する学生たちが、11月4日(土)に柏原市役所前の大和川河川敷公園で開催された第13回柏原市民総合フェスティバルに出展しました。このフェスティバルは、柏原市民総合フェスティバル実行委員会の主催で、「人と人とのふれあいづくり」「地域の活性化」をテーマに、市民・企業・教育機関・行政の協働により実施されているもので、本学も実行委員会の一員として毎年参加しています。

 昨年に引き続き、プログラミング教材の体験ブースを出展したICT教育支援ルームに所属する学生たちは、3歳から遊んで学べるプログラミングロボットの「Tale-Bot(テイルボット)」を使った迷路ゲームや、プログラミングボール「Sphero(スフィロ)」を使ったボウリングゲームといった、簡単に操作できるプログラミング教材を用いて小さな子どもたちを楽しませました。
 美術・書道教育コースのチョークアートを得意とする学生が有志で構成するグループ「コクバンズ」は、お絵描きコーナーの看板を制作してイベントを彩り、学生プロデュースに参加する学生たちは、企画「席ゆずりますマーク拡散プロジェクト~言えないどーぞのきっかけに~」に関する聞き取り調査を実施しました。他にも、「かしわら環境会議」のコーナーでは、表現活動教育系の加藤可奈衛教授が代表のイエロー・ライン・プロジェクト(*2)がブースを出展し、フェスティバルを盛り上げました。
 第2部として実施されたセレモニーには、広谷博史理事・副学長が出席し、5年ぶりとなる「かしわら花火」の開催を祝いました。

 出展したICT教育支援ルームの学生たちは、「想像よりも幅広い世代の方にプログラミング教材を体験してもらうことができました。多種多様な人たちと触れ合うことができ、とても貴重な経験になりました」「プログラミング教材を使って遊ぶという経験を通じて、プログラミングへの敷居を少し下げることができたのではないかと思います」「子ども達に向けた教材を用意していましたが、保護者や地域の方々など、大人の方にも興味を持っていただけました。限られた体験時間でしたが、楽しんでもらえたようで安心しました」と感想を述べました。

*1 学生プロデュース…学生生活の充実に資する工夫やアイデアを具体化しようとする取組や本学の存在価値を高めるような取組、教員養成大学の学生にふさわしいボランティア活動などの企画を募集し、審査の上、大学が経費支援をすることで、学生の自主的活動を支援する取組。
*2 イエロー・ライン・プロジェクト…2009年より加藤教授が代表を務める地域連携プロジェクトで、学生や地域住民と連携・協力し、学内や柏原市内で菜の花やひまわり、河内木綿などの栽培・収穫、ものづくりなどを、アート的視点に重点を置いて展開している活動。


プログラミング教材の体験ブース出展の様子


プログラミングロボットを使った迷路ゲーム


プログラミングボールを使ったボウリングゲーム


お絵描きコーナー看板をコクバンズが制作


学生プロデュース企画「席ゆずりますマーク拡散プロジェクト」の学生たち


イエロー・ライン・プロジェクトブース出展の様子


第2部セレモニーの様子


柏原キャンパスから望む「かしわら花火」

   
 

(学術連携課)