英語資格試験IELTS(アイエルツ)の集中講座を開催

2021.05.13

英語資格試験IELTS(アイエルツ)の集中講座を開催

 外国語学習支援ルーム(GLC)が,IELTS(アイエルツ)集中講座を,4月21日(水)に開催しました。本講座は,英語資格試験の一つとして概要を知りたい人からスコアアップのポイントを学びたい人まで,幅広い学生を対象に,IETLS公式テストセンターJSAF(日本スタディ・アブロード・ファンデーション)の専任講師である吉岡大輔氏を招いて行われました。
 IELTSとは,留学・就労・移住のために世界で年間380万人以上が受験する認知度の高いテストで,日本でもTOEFL(トーフル)と並んで留学のために毎年多くの人が受験する資格試験です。
 講座はコロナ第4波の影響で急遽予定を変更し,東京と大阪をオンラインで接続しての開催となりましたが,柏原キャンパス講義室での受講者と自宅での受講者,合わせて約60名の学生が参加しました。
 まず,試験の基本情報や,TOEFLなど他の英語資格試験との違い,世界の大学の留学受入れ基準,公務員採用試験での加点対象になることなど,全体像の説明がありました。続いて,リスニングでは,書き取り問題で失点を抑える方法を,スピーキングでは,一見流暢に聞こえる面接がなぜ評価されないのかなどの詳しいスコア算出方法を説明し,学生たちは各技能別に実践問題で理解を深めていきました。講座の最後に行われた理解度チェックのための早押しクイズは大いに盛り上がり,上位5名にはオリジナルボールペンがプレゼントされました。
 受講後のアンケートでは,「正答数とバンドスコア(*)の目安がイメージしやすかったし,例題やクイズがあってわかりやすかったです」「TOEFLかIELTSのどちらを受けようか迷っていて,IELTSに関してはほとんど無知だったので,詳しく知りたいと思い,今回の講座に参加しました。基礎知識から問題の解き方のコツなど多くの情報を得ることができ,とても有意義な時間でした」といった声が寄せられました。また,「なかなか点数が伸びずモチベーションが下がっていたのですが,今日講義を受けてまた頑張ろうと思うことができました」「リモートでどうなるかと思いましたが,勉強するにあたってどのようなことを頑張ればよいのか以前より明確になりました。」などの感想がありました。
 外国語学習支援ルームでは,コロナ禍でも学生の語学学習やチャレンジをサポートできるように,今後も様々なイベントを企画する予定です。

(*)バンドスコアとは,4つのスキル(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)ごとに、段階評価されるIELTSの成績のこと。

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2021年5月13日掲載
(グローバルセンター・国際室)