初等教育教員養成課程の学生らが、天王寺キャンパス学生間交流企画を、10月31日(日)から11月3日(水)の4日間にわたり開催しました。 これは、同課程有志の学生で構成された実行委員会が企画・運営するもので、例年は「天王寺キャンパス大学祭」として開催していたものです。しかし、今年度は新型コロナウイルスの影響により同キャンパスの回生・クラスを超えた交流が少なくなったため、それらの繋がりを取り戻すことを目的の一つとした「天王寺キャンパス学生間交流企画」を、Zoomによるオンラインで開催し、4日間で述べ約150名の学生が参加しました。 初日に行われた「スポーツ企画」では、約30名の参加者が4チームに分かれ、任意のブレイクアウトルームに入室し、ルームごとに設定されたスポーツに因んだゲームに挑戦しました。 2日目の「Zoom企画」では、約40名の参加者が5チームに分かれ、朝の9時から23時まで接続されたZoomに自由に出入りできる形態で実施しました。企画中はテレビ番組を模したゲームが催され、参加者はまるで大人気番組に出演したかのような体験をしました。 3日目の「フリー企画」では、約30名の参加者が6チームに分かれ、様々なゲームが設定された複数のブレイクアウトルームを巡るレクリエーションを楽しみました。 4日目の「後夜祭企画」では、Zoomをお祭り会場に見立てて、有志団体がパフォーマンスを行うステージイベント、事前にエントリーした学生が出演するファッションショー、装飾が施された背景で写真撮影ができる場所、ゲームができる場所などが用意されたブレイクアウトルームを自由に出入りできる前半と、各回生でビンゴ大会を楽しむ後半の二部構成で行い、約50名が参加しました。 最後に、「通し企画」と題して、4日間全体を通して連続性を持たせ、より多くの学生に参加してもらうことを目的に、各企画をオリジナルストーリーに紐付けたり、各企画に参加した際にLINEの機能を使ったスタンプラリー企画を行いました。 実行委員会の委員長である同課程小学校教育専攻夜間5年コース3回生の牧澪さんは、「オンラインでの開催となりましたが、学生間の交流を促進することを考え、コロナ禍でしかできないことに全力で挑戦しました。また、オンラインでは、『伝える』こと自体が難しいため、実行委員全員が『伝え方』を考え、実行する姿は素晴らしいものだと感じました。さらに、授業で学んだICTを実践することで、確実に自分の力にすることができ、教師になる未来に生かすことができる経験になりました」と振り返りました。
実行委員会の学生たち
後夜祭企画で行われたステージイベント
後夜祭企画で行われたビンゴ大会
2021年11月29日掲載 (初等教育教員養成課程)