体育会剣道部が、7月31日(日)に平野スポーツセンターで開催された「剣道塾」に講師として参加し、顧問教員の太田順康教授と部員36人で、小・中学生合わせて約300人の少年剣士に指導を行いました。
「剣道塾」は、公益社団法人大阪府剣道連盟が、剣道に携わる少年剣士に向けて剣道を正しく理解し、剣士同士の交流を深めるとともに素晴らしさを知ってもらい、剣道普及に繋げて行くことを目的として行う取組です。
当日は、事前に打ち合わせを重ねて企画・準備したグループ分けのもと、子どもたちの技量に合った指導や大学生の模範稽古、実際に剣を交える合同稽古を行いました。子どもたちの真剣に剣道に取り組む姿勢や楽しそうな様子が見られました。
太田教授は「剣道は、競技人口が年々減少傾向にあり、特に継続する人が少なくなっています。剣道を継続している大学生の姿を見せることによって、子どもたちが剣道を継続するきっかけにつながることを期待しています」と話しました。
中心となって企画を行った、女子主将の教育協働学科スポーツ科学専攻4回生の山田彩結さんは、「何度も指導案を練り直し、模擬授業を行い、剣道部一丸となって取り組みました。当日は暑さも厳しく、大変な中でしたが、子どもたちの楽しそうな笑顔と大学生のいきいきとした表情を見て、とても学びの多い充実した1日になりました」と振り返りました。
竹刀を使用した新聞紙切りを説明する学生
模範稽古の様子
子どもたちの質問に答え、実践する学生
閉会式の様子
(広報室)