大学に不審者が侵入したことを想定した防犯訓練を、柏原警察署の協力のもと、附属図書館(柏原キャンパス)で11月28日(月)に実施し、教職員約40名が参加しました。
初めに、警察官が不審者役となり、参加者は、不審者が侵入した際の応援要請や学生等来館者の誘導、さすまたを使って不審者を取り押さえる不審者対応訓練を行いました。
続いて、警察官から、実演を交えたさすまたの使い方の説明を受け、さすまたを実際に使った実技指導を受けました。
訓練を終えて、同署生活安全課の本家幸一警部補は「日頃からの慣れが大事なので、本日の訓練で行ったことを繰り返していただきたいです。通報から警察官が到着するまでは早くても10分近くかかることもあります。いつどんな不審者侵入があるかわからないので、いろいろな事態を想定し、常に意識しながら勤務していただけたらと思います」と講評しました。
最後に、岡本幾子学長は「平成13年に附属池田小学校に刃物を持った暴漢が侵入し、8人の尊い命を失いました。この事件を教訓に、これまで防犯訓練を継続して行ってきました。本日の訓練で、日々の訓練が有事の際の迅速で適切な対応につながると再確認し、これからも定期的に訓練を行いたいと思います」と総括しました。
不審者対応訓練の様子
さすまたを使った実技指導の様子
講評する本家警部補(左)
(総務課)