「高槻市立第三中学校区における安全協働学区協定書」の調印式を開催

2025.03.03New

「高槻市立第三中学校区における安全協働学区協定書」の調印式を開催

 高槻市立第三中学校区における安全協働学区協定書の調印式を2月27日(木)に高槻市総合センターで開催しました。

 本協定は、大阪教育大学学校安全推進センター、高槻市教育委員会、高槻市立第三中学校区(高槻市立第三中学校・芝生小学校・寿栄小学校・丸橋小学校)により同学校区における安全協働学区に係る活動の普及と発展に寄与することを目的に、三者が協働して取り組みを進めていくために締結されたものです。

 調印式において、藤田大輔学校安全推進センター長は「本学の第4期中期目標・中期計画(*1)の指標事業として位置づけている安全協働学区の取り組みの普及・発展において高槻市及び高槻市立第三中学校区の小中学校の関係者の皆さまの協力により全国で初となる安全協働学区協定の締結となりました。これからも本学の学校安全の取り組みの普及・発展にご協力お願いします」と述べ、高槻市立第三中学校長の岡田由紀氏は「本中学校区は令和5年2月にSPS(セーフティプロモーションスクール)(*2)の認証を取得し、SPS認証校区として安全で安心な学校づくりに取り組んできました。今年度から本学区にコミュニティ・スクール(*3)が導入され、学校と地域が協働し、地域ぐるみで子どもたちを育てる仕組みもスタートしました。今回の協定締結を節目として安全協働学区共通の目標としてSPS活動を展開し、安全で安心な学校づくりに取り組んでまいります」と挨拶しました。

*1 第4期中期目標・中期計画…文部科学大臣が定めた、令和4年度から令和9年度までの6年間で達成すべき目標で、それに基づいて中期計画を策定し、教育・研究・社会貢献などの活動を展開している

*2 SPS…平成24年5月に閣議決定された教育振興基本計画に示された「自助・共助・公助」の理念のもと、わが国独自の学校安全の考え方を基盤とする包括的な安全推進に取り組む学校を対象として新たに国の支援を受けて創設された認証制度

*3 コミュニティ・スクール…保護者や地域住民が学校運営に参画し、子どもたちを育てる「当事者」として共に成長を支えていくための仕組みである「学校運営協議会制度」を導入した学校


挨拶をする藤田学校安全推進センター長


調印式の様子


記念撮影

(学校安全推進センター)