本学卒業生2人が7月9日(火),働くことの意味や,社会での生き方などを学ぶキャリア育成の授業に講師として参加し,1回生を中心とする学生約200人に,自らの体験を通じて働くことの喜びや厳しさなどを語りました。 キャリア支援センターが実施している連続授業で,社会人として活躍している卒業生から講演等を通してリアルに学ぶ教養基礎科目「キャリアデザインI-大学とキャリア-」の『働き方・働く人 ライブ』の今年度第3弾です。 先輩としてメッセージを送ったのは,本学柏原キャンパスで事務職員として働く土居祐子さん(中学校教員養成課程英語専攻2007年3月卒)と,スミセイ情報システム株式会社に勤務する山崎雄大さん(教養学科情報科学専攻2010年3月卒)。副センター長の田崎悦子さんがコーディネートを務めました。 授業では,まず2人が自己紹介と今の仕事を選んだ動機を語りました。それを受けて,約1時間にわたり,参加した学生から質問が次々と出されました。 土居さんは「最初に配属された人事課での5年間は,仕事を通じて税のことを一生懸命勉強しました。これからも様々な部署に配属されると思うので,いろいろなことを学ぶことができる今のポジションにやりがいを感じています」と表明。そのうえで「教員をめざしている学生が多いと思うが,社会にはいろいろな職業があることを大学時代の今から勉強しておくことが大切」とメッセージを送りました。 山崎さんは「就活では特定の業種に絞るのではく,様々な業界にエントリーしました。面接で出逢った社員や職場の雰囲気で入社を決めました」と振り返りました。そのうえで「希望の職場に入ってからが勝負。資格取得の勉強も,読書も大学時代の何倍もするようになりました。5年後,10年後の自分像を描き,そのあとに叶えたい将来の夢をもつことが大切だと思います」とエールを送りました。
[写真左]土居祐子さん[写真右]山崎雄大さん
(総務企画課)