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2013.07.04

留学生が河内音頭の「おどり」を練習

 留学生20人が7月1日(月),日本の伝統文化の1つである河内音頭の「おどり」の練習をしました。8月24日(土)に柏原市内で予定されている「第27回河内音頭おどり全国大会」(第5回柏原市民総合フェスティバルの先行イベント)に向け,留学生の参加を後押ししようというもので,国際センター・中山あおい准教授の授業「日本の伝統文化」の一環として実施されました。
 この授業は,国際センターと保健体育,美術教育,音楽教育の教員によるオムニバス授業として今年度から開講され,留学生は三味線,剣道,陶芸などを体験します。今回は夏祭りのシーズンを控え,「河内音頭」を取り上げました。

練習の様子

 講師を担当したのは,民舞踊中野正子社中・会主の中野正子さん(柏原市在住)。河内音頭の指導に50年以上のキャリアをもち,「全国大会」で毎年審査員を務めています。
 授業では,河内音頭の「おどり」の中から基本的なカリキュラムである「手おどり」「豆かち」「パラパラ」を実演指導。中野さんのきびきびした指導で留学生は楽しそうに踊りに取り組み,約1時間の稽古を終えました。
 フランスからの留学生で,日本の伝統文化に関心があるというペピエ・コリンさんは終始笑顔で参加。「少し難しいところもあったが,面白かった。本番のおどりに浴衣で出てみたい」と声を弾ませていました。
 中野さんは「みなさん,大変熱心で飲み込みが早かった。教えがいがあります。本番が楽しみです」と話していました。
 中山准教授は「河内音頭を通して地元・大阪の伝統文化の一端にふれ,好評でした。本番にはできるだけ多くの留学生に参加してほしい」と期待していました。

(総務企画課)