本学は,台湾の屏東教育大学と教育及び学術交流に関する協定を締結しました。調印式は,5月20日(月)に本学の長尾彰夫学長が同校を訪問して執り行われました。 屏東教育大学は,台湾南部に位置する屏東市にある国立の教育大学で,1946年に台湾省立屏東学校として設立されました。学生数は約5,000人で,3つの学部(教育,理学,人文社会)で構成され,教員や将来を担う人材の育成として,光(多元知恵),熱(生命),美(芸術涵養),力(心身健康,科学創造)をモットーに教育活動を行っています。
協定の締結を受けて,屏東教育大学の劉立敏准教授(人文社会学部視覚芸術学系主任)をはじめ,3人の教員と視覚芸術学系の18人の学生が6月14日(金),本学を訪問し,図書館,学内の彫刻作品等の見学の後,美術教育専攻の学生との意見交換会が行われました。 今後は,両国の文化理解を深めるだけでなく,美術教育についての日本と台湾の比較研究など,教員間の交流が期待されます。
(学術連携課)